米ぬかを水のなかで、ぎゅっと絞る。
すると、白く濁った液がふわっと生まれる。

そこにサイオン1号と、自分のオリジナルの蜜を入れる。
サイオンは沖縄生まれの微生物たち。沖縄の“気のいいおじさんたち”が、手間ひま愛情こめて育てた菌です。
(もう、この時点で性格が良さそう)

そして菌のエサは、私の自信作。
キビ糖とミネラルを程よく配合した、名付けて――「美ら蜜(ちゅらみつ)」。

 

米ぬかの抽出液のなかで、サイオンと美ら蜜が出会うと、発酵が始まる。
それは人間でいえば、赤ちゃんが誕生した瞬間みたいなもの。

ここからの3日間は、まるで「三つ子の魂」看板持ち
 

その後の育ちに影響する大切な時間だから、温度管理は“赤ちゃんがスヤスヤ眠れる”くらいの心地よさで。

でも、同じくらい大切なのは――愛をもって育てること。

「品質を良くしなきゃ」とプレッシャーをかけたり、思い通りに動かそうとして急かしたり。
そういう“人間のエゴ”って、不思議と伝わるガーン


家族の笑い声があって、音楽が流れて、そして何より――お母さんである私がご機嫌でいること。

育っていく時間そのものが楽しい、そして楽しむ。
まさに、子育てのデジャブ!!笑

1週間くらい過ぎると――
ぶくぶくと発酵が進んで、目に見えて“育ちざかり”になってくる。
その姿を見ていると、こちらまで嬉しくなる。
ぶくぶくやんちゃな子、じーっとおとなしい子、ちょっと色白な子。

個性を認めて、信じて見守る。
そして、時々そっと手を差し伸べる。

お世話をしすぎれば、過干渉。
ほったらかしすぎれば、ネグレクト。

ちょうどいい距離感で、成長を楽しみながら見守って、あとは信じる。
愛と信じる心が、微生物たちを「発酵」という形で成長させていく。

「微生物は神さまに近い」って言葉を聞いたことがあるけれど、
命の源が教えてくれることは、ほんとうに深い照れ


発酵は“続けた人”にだけ景色を見せてくれる。
さあ、あなたの台所から小さな共生を始めてみませんか爆  笑