前回のブログに引き続いて、合唱の魅力〜ハモリ編〜になります!

合唱の最大の魅力といっても過言では無い、ハモリ。ただし、これは適当な音を歌ってできるというものではないんです。

そこで大事になってくるのが「和音」!

和音とは、主旋律のメロディラインを軸に音を複数重ねて一緒に鳴らす音のことです。

分かりやすくいうと、楽譜に書いてある「音符(♪)」に2つ以上重なっているものことです。

主旋律のメロディ音に対して上下どちらかの3音鳴らして、音の響きが心地良いと感じる音を和音といいます。



例えば、メロディの音が「ド」である場合、丁度相性の良い音で心地よく聞こえるのが、「ミ」と「ソ」の音になります。

逆に「ド」音に対して、隣接する音の「ド♯」を同時に鳴らすと濁った音が聞こえてくる。
音が濁って聞こえてくるのは「不協和音」です。

「ドレミファソラシ」の中でそれぞれ音に対して3音、5音と呼ばれる音があり、今回はそれぞれ音の組み合わせの説明は割愛致しますが、そのメロディラインを基準に3音、5音にあたる音を足してハーモニーを作っていきます。



さらにハモる音も上下どちらでもハモる事ができるのですが、上の音でハモると、さわやかな印象になり、反対に下の音でハモるとメロディーに厚みが加わり、重厚感が生まれるという特徴があります。

実は合唱だけでなく、ポップスの曲なんかでも和音を意識するだけで、上手くハモることができるのです。
ハモリ練習方法などについては次のブログにて紹介する予定なので是非見て下さい!