真っ暗な部屋に帰る。

カズくんは まだ帰って来ていなかった。



打合せ、長引くのかな…


帰りが遅い日が続く。



昨日も会えなかったし…


ご飯も食べてきちゃうだろうし…



考えていても仕方ない。
先にお風呂に入ってしまうことにした。





お風呂から出ると、
微かに玄関のドアが開く音がした。




わ♡

起きてるうちに 
帰ってきてくれた嬉しさに 急いで玄関に行く


「おかえりなさい♡」



//////////



急に真っ赤になるカズくん。

ん? 



あっ!!!

バスローブ一枚で 来てしまった。

しかも 紐で結んでないから、前面丸見えに...



「...スゲー大胆ね。、、、んなに、シタいの?じゃ、オレもシャワー浴びてくる。」




「////////// 違っ  」




続く言葉を食される。


ンンンッ...



キスだけで...

目眩がしてくる



なんにも...考えられなくなる


早急に 深く絡まり合うキスに...


カズくんも 私を求めてるのを感じて

カラダの芯が 疼 き出す



「... ベッドに行ってなよ。すぐ行くから。」



離された唇を みつめてしまう。



「.....」



「んな顔してもさ、、、」



ぎゅっと カズくんを抱きしめる。



一日仕事をしてきたカズくんの匂い。



ふふふ   好き♡



「...つっ、、イテテッ  」



「えっ? 」



「...」



「変なとこ触った?...どこか怪我してるの? 」



「...ん...ハズレ。」



もう一度、今触った肩甲骨周りを そっと触る



「...ツッー。いてー。」



「どうしたの? ココ。」



「...筋肉痛」



「...筋肉痛? 」



「ん。今日相葉さんと キャッチボールしてさ。」




「...キャッチボール?  仕事で?」




「打合せが行き詰まってさ。休憩になったわけ。したら、あの人、、屋上に行こうとか言うからさ。なんか話したいことあんのかと思ったら、、袋からグローブでてきたってわけ。」




「...で、、キャッチボールしたんだ♡」




「ん? なんでハートマーク 後ろについた?」




「いや〜〜 にのあいだな〜って♡」



「はあ、、あなたね。。考えてみ? こっちは疲れてんのよ。それを無理矢理キャッチボールだよ? まだ打合せだって終わってもないのにさ。」




「...」




「挙句、筋肉痛だし、、全く何考えてんだか。あの人は。....... って、なに ニヤニヤしてんのよ!!」




「イヤイヤイヤ〜 言葉の割には なんだか嬉しそうだな〜とかは、思ってないよ。うん。うん。大変だね。筋肉痛。」




「...最後、棒読みみたいだけど?」




「...でも、、キャッチボールして、いい気分転換になったんじゃない?」




「///////////////  ...なんでわかんの かな?」




「そんな顔してたから。」




「..... 続き、聞きたい? それとも ...シタい?」




カズくんのセクシーな首元を食べたいのを我慢した。



続き、、話したいくせに♡




「..... 続き聞きたい。」




「ん。じゃあ、お利口さんで 待ってなさい。汗かいたから、風呂入んないと気持ち悪くて。」






そう言うと、
ふわりと私を抱きしめて、



チュッ  と、おでこに口付け

シャワーを浴びに行った。