熱いシャワーを浴びる。
今まで感じたことのない
カラダの火照りに、戸惑って...いた。
だって /////
二宮さんの あの...
私を見つめる目...
重ねた 唇.....
滑りこんでくる、、舌先
角度を変えて、、深まるキス......
ただ...
二宮さんだけに、陶酔していく...感覚
唇に残る感触に、
思わず指先で...触れてみた
///////////////
だ、ダメだ。
頭を切り替えなくちゃ…
そう思っても、
私の中が潤ってきてるのがわかる/////
... 今まで 付き合ってきた人はいたけれど、
そういう雰囲気になるのが、苦手だった。
皆んな、なんだか無理矢理しようとするし...
そういうことしようとしてる時の顔に、興ざめして。途中で拒絶して...た。
でも...
二宮さんは...
全身から放つ色気
普段はあんなに、優しいのに...
雄に切り替わる瞳 //////////
カラダが、触れ合って、、
心臓が壊れてしまうんじゃないかと思うほど
ドキドキしていた
欲しいって.....
思った //////////
はあ〜 //////////
だ、ダメダメ。
いまから、仕事なんだから。
カラダも 頭も冷やすために
シャワーを水に切り替えてみた。
つ、つめたーい。
「...ゆりー。」
わっ!!
外から二宮さんに、呼ばれた。
「...はい。」
「ここに、タオルと着替え置いとくから。」
「...はい。...ありがとうございます。」
「そろそろでないと、間に合わないよ。...もしかして、待ってる? オレが入るのを...」
「待ってません!! すぐ、でます!!」
「 フッ...はいはい。じゃ、すぐにおいでね。」
「はい。」
二宮さんが行ってから、浴室からでた。
タオルと.....トレーナーとスウェット。
二宮さんのだ♡
ふふふっ
なんだか、くすぐったい。
二宮さんの服を着ると、二宮さんの匂いがする。
//////////
あ、、ダメ。
また変なことを.../////
頬をペちペち叩いてみても、
匂いがカラダを纏っていって.....
なんだか二宮さんに触れられてる気分になってしまう/////
//////////
ダメダメ!!
頭をブンブン振りながら、
リビングに行くと
二宮さんが エプロンを着けて...
朝ごはんを作ってくれていた。
おにぎりにお味噌汁、目玉焼き、サラダ。
「...やっと でてきた。さ、食べよ。」
...二宮さんが時間を気にしてたのは、
私に朝ごはんを食べさせるためだったんだ...
昨日から、ずっと…
二宮さんの優しさに包まれてる。
三角に握られたおにぎりが、
たまらなく可愛くなって、みつめてしまう。
私が大切だから、
指一本触れずに一晩中寝顔を見てたって、、
言ってた...
もう...
好きが、溢れちゃうよ。
「...ゆり? どした?.....パンのほうが、よかった?」
「...にのみやさん///// 」
二宮さんに、くっついた。
「////////// いや、なに? ん?...急ぐんでしょ?...いや、ちょっと、、、ゆり〜」
腰に手を回してギューってした。
離れたくない。
頭をポンポンされる。
「///// ゆーりちゃん。いい子だから、離れないと。んとに、間に合わないと困るでしょ?」
明るい光の中で、二宮さんが 微笑む。
こんなに幸せな時間があるんだなって...
ドキドキしているのに、
安らぎも共に 感じていた。
「...もうちょっと、、だけ。」
「////////// はいはい。」
「にのみやさん♡」
「ん?」
「すきです♡」
「////////// ん。そう。」
二宮さんが どんどん真っ赤になって。
やっぱり、耳も 真っ赤になって。
その可愛い耳に
チュッ♡
って、したら、
「こら! ///// やめなさいよ。...まったく、この子は...」
二宮さんに、怒られて...
でも、
二宮さんは、優しい優しい顔をして、
私のおでこに 口付けた。
「...好きだよ、、オレも 」
優しい言葉が 降り注いで、
幸せのシャワーを浴びているみたいだった。