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立ち上がり、寝室を覗きに行く。
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まだスヤスヤと、眠ってる。
オレもリビングで、
寝てしまおうかとも思ったけど...
ゆりが 夜中に一人目を覚ましたら?
知らない部屋にいたら…?
服脱がされてたら…
驚くだろーし。
怖いだろーし。
そんなこと考えてたら、心配になって。
こうして、ちょこちょこ 様子を伺う羽目に...
それに こっちは、眠気なんかまるでなくて。
そりゃあそーよ。
オレの部屋で 好きな人と二人きり。
初めて過ごす夜.....
眠いわけがないのよ!!
...というより、目が冴えてる。
暗くしてたとはいえ、手に残る感触...
白い首筋...
ぷくぷくの唇...
って、オレは中学生か!!
はああああ〜
今夜は何度、溜息ついてるんだか…
ん?
ゆりが、寝返りをうって...
ベッドの端に...
落ちるよ、あれじゃあ...
静かに近づいて、
そっと体の下に手を回して、体を真ん中に戻す
.....ふ〜 よかった。
体から手を離そうとしたら、ゆりの手が伸びてきて背中にまわされた。
...いや、ちょっと、、どーゆうこと?
オレが上から重なってるみたいに、なっている。ゆりに体重かからないように両手をベッドに着いているから、まわされた手を外せないし。
ゆっくり、ゆりの隣に体を降ろし、
体の下になって痛いであろう左手を外すと、
ゆりは、、
オレの胸に... ぴったりくっついてきた
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直ぐに離れようとしたら、
ギュッと、服を掴まれた。
..... 地獄だ、コレは。
どんな修行でも、こんなに辛いことないんじゃないかって…思う。
..... 胸の中で眠るゆりを見ながら、
やっぱり今夜は徹夜になるな…と思った。
この状況で、眠れるハズが...ない。