おはようございます。
大野純子です。
本日のテーマは、
私たちが持っている<甘えの欲求>についてです。
私たちは常々満たされたいと感じています。
満足したいのです。
例えば、
上手に料理ができて、美味しい!って感じられたときの嬉しさ。
みんなから美味しいねって「褒めて」もらえたことによって
自分の中に湧き上がる喜び。
素敵なワンピースに出会えて、着るたびにワクワクしたり、
似合ってるねって「褒めて」もらえたことによって
自分の中に湧き上がる喜び。
仕事が思うようにできたときの達成感や、
職場の人から、よくやったねって「褒めて」もらえたことによって
自分の中に湧き上がる喜び。
この湧き上がる喜びの感情。
これを私たちは求めています。
何ができたとか、何かを手に入れたとか、
その先にある快の感情を手に入れることができた時、
私たちはこの上ない満足感や達成感を感じます。
そうなると、ようするに、
人が本当に望んでいるものって、
『単に感情的に満足すること。』
だったりします。
お金、モノ、人は手段でしかありません。
正確にいうと、感情的な満足を得られるだろうと想定している手段です。
人って、シンプルで単純なのです。
だとしたら、
私たちは、自分で自分を満たしてあげられたなら。
自分の感情を満足させてあげられたなら。
幸せを実感しながら、
生きていくことができるのです。
では、
どうやって自分のことを
満たしてあげられるのでしょうか。
それは、まず、
自分の中にある欲求を知ることです。
自分が心から求めていることで、
感情を満たしてあげることが大切なのです。
ここで出てくるのが、
4つの<甘えの欲求>です。
その4つとは、
①わかって欲しい
私たちは、自分の考えていることや、
感情をわかって欲しいーーーーって思って生きています。
②認めて欲しい
私たちは、自分の存在や、成長や、
成果を認めて欲しいーーーーーって思って生きています。
③かまって欲しい
私たちは、自分のことを見ていて欲しい。関心を持って欲しい。
同情や、共感をして欲しいーーーーーって思って生きています。
④思う通りにしたい
私たちは、自由に自分の意思を決定したい。
指示や規制、禁止はされたくないーーーーーって思って生きています。
この欲求を生まれながらに持っているのです。
この欲求が満たされると、
感情的に満足できます。
本来なら、
この4つの甘えの欲求を幼少期に、
十分満たしてもらえると、
自己肯定感や自己効力感が育つのです。
自分のことを信じて、
自己実現をしていくことに
躊躇がないのです。
何か行動を起こす時の動機が、
嬉しい!楽しい!などの快の感情で
幸せの実感をしやすくなります。
だからこそ、
行動力があり、
人と繋がることを恐れません。
けれど、残念ながら、
多くの人が、実感する機会がなく
大人になります。
私がそうでした。
私がどんな気持ちでいるのかを、
気にかけて欲しかった。
わかって欲しかった。
どんな小さな成功や頑張りでも、
認めて、褒めて欲しかった。
もっともっと、
私に関心を向けて欲しかった。
あぁしてはいけない。
こうしてはいけないと、私がやりたいことを
禁止して欲しくなかった。
もっと、自由に自分のしたいようにしたかった。
本当は、本当は、
もっともっと、
わかって欲しくて、欲しくて、
認めて欲しくて、欲しくて、
かまって欲しくて、欲しくて、
思うようにしたくてしたくて、
仕方なかった!!
けれど、
そう口にできた覚えがないのです。
小さかった私は、
そんな自分の大切な甘えたい欲求を、
飲み込んで生きてきてしまいました。
この欲求を出したことで、
母を悲しませたかもしれない。
怒らせたかもしれない。
今の私には記憶がないのだけれど、
気付いた時には、
わかって欲しいと望むことも、
認めて欲しいと望むことも、
かまって欲しいと望むことも、
思う通りにしたいと伝えることも、
できなくなっていました。
どうせ、
わかってもらえない。
どうせ、
認めてもらえない。
どうせ、
かまってもらえない。
どうせ、
思い通りにはいかない。
沢山のことを、
諦めて、スネて、生きてきたのです。
この欲求を満たしてこられなかったからこそ、
不快な感情に見舞われやすくて、
自分自身の無価値感によく襲われていました。
だから、人と関わるのも怖かった。
さみしがり屋なのに、
逃げてばかりいました。
いつも、
満たされることのないポッカリとした、
空虚感がありました。
そして、
分かって欲しがる人や、
認められたがっている人、
かまってほしがる人、
自己主張の強い人がいると、
そんな人を心の中で、否定していました。
なんだかね、
そんなことを望む人は傲慢だと思っていました。
格好悪いと思っていたのです。笑
裏を返せば、
そんな自分になってしまったら、
影で笑われてしまう。
バカにされてしまう。
無意識にうちに、
そう感じて怖かったのです。
けれど、
本当は、私も、
分かって欲しくて、
認めて欲しくて、
かまって欲しくて、
思い通りにしたかったのです。
私、
よく我慢してきたなぁ。
我慢できることが、
素晴らしいとこだって、
思い込んでいたのです。
これ、大間違いでした。
ここに気づくことはできて、
本当によかった^^
なぜなら、
それは自分の本音に気づけるということです。
そして、
『本当は私自身がどうしたかったか』に
気づく。
そんな自分を理解することができて、
受け入れて、許すことができる。
私がカウンセラーをする理由の一つは、
私が、『認められたい』からです。
私が、認めて欲しいのです。
自分からも、人からも。
そこを受け入れたことで、
私は、大きな安心感の中で、
カウンセリングができるようになりました。
それは、
自分が自分の欲求に気づけたからです。
それが、
私の本当の望みだから。
そこを、
求めることは、何も悪いことではないと知れたから。
もし、あなたに不満な気持ちが湧いた時、
この4つの甘えの欲求のどこかに当てはまりませんか?
当てはまった欲求こそ、
あなたの本音かもしれません。
あなたは、
どんな言葉を飲み込んできましたか?
本当は、なんて伝えたかったのですか?
カウンセリングの中では、
あなたも忘れていた、
本当はあなたが言いたかった言葉を、
取り戻していきます^^
今日も読んでいただきありがとうございます。
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もっとあなたに寄り添っていきます^^
「本当は伝えたかったこと」
教えてください^^
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笑み育カウンセラー
看護師
大野純子 *********