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運転免許センターから免許証更新の案内が届きました。必要なことではありますがこの炎天下遠くの免許センターまで行くのかと思うと正直うんざりしてしまいました。

車いすユーザーになって初めての更新なのでなおさら面倒だなと思っていたら、案内の中に「オンライン更新時講習事業モデルについて」という文字とQRコードを発見しました。




今まで見たことのないはいようなので俄然気になりました。


 

オンライン講習のこと


QRコードを読み取ると最初に「講習区分が「優良」及び「一般」の方は、オンラインで更新時講習を受講できます。」

という文言が読めました。ラッキー!今回の講習区分は優良」でした。しかも更新後はゴールドになります。何年ぶりだろう😭


次に受講手順、受講上の注意事項等が詳しく載っていました。


それによると


①県警ホームページから専用サイトにアクセス


マイナンバーカードを使ってログイン


③講習動画を視聴(各チャプターごとに確認問題を出題)


④アンケートに回答受講終了


⑤免許センター又は警察署で更新申請


なかなかよくできた仕組みだと思いました。ここでもマイナンバーカード🪪が重要な役割を果たしています。これからどんどんそのウェートを増していくんだなと実感しました。


動画だけを流しておいて視聴しないのを防ぐために確認問題を出すというのもすごいけれど、別人の替え玉視聴を防ぐために出題のたびに顔画像を撮影するといった対策も考えてありました。


私はすぐに飛びつきました。遠い免許センターに行って順番待ちや細かい手続きの時間を考えると半日はかかってしまいますが、地元警察署までは片道15分で済みます。これを利用しない手はありません。


調べるとこの「オンライン更新時講習モデル事業」というのは全国で北海道、京都府、千葉県、山口県の4道府県において試行的にを実施しているというのです。千葉県に住んでいて良かった‼️

世の中ではリモートでの勤務など必ずしも大勢が集まらなくても社会が回る時代になっています。オンライン講習も必然のような気がしてきました。

おそらくこのシステムは順次全国に広がっていくものと思います。アンケートはそのための資料集めの意義があるのでしょう。



 

実際のオンライン講習


とある日の午後スマートフォンを横向きに置き早速スタート。

動画は大変分かりやすい‼️チャプターが終わるたびに問題が出されました。うとうと眠くなっていた時にいきなりの問題だったのでびっくりしましたが、それで気が引き締まりなんとか全問正解。(間違った場合でも「もう一度視聴する」のボタンがあるので安心‼️)

自撮りの写真も気に入らなければ何度でも撮り直しができきました。


3×2.4cmの写真はスマホで撮って準備完了。後は警察署に行くだけです。



 

警察署の更新手続き


そして晴れて先週の木曜日地元警察署に出向いて更新手続きをしました。最初に「オンライン講習を受けました」と告げ免許証と写真を渡しました。現場もこのシステムに慣れていて根掘り葉掘り聞かれることはありませんでした。

しばらく待っていると1人の女性警察官がどこからか小さめの机を運び出してきました。何事かと思っていると視力検査の機械を机の上に乗せました。車いすの私が座ったままでも機械を覗けるように配慮してくださったのです。刑事ドラマでは描かれないこれがリアルな警察署です。感謝の言葉を伝えたのはいうまでもありません。

最後に手数料の3,000円を支払い気持ちよく更新手続きが終了しました。


免許センターと違い即日発行はできませんが有効期限を1ヶ月延ばす旨のスタンプを押してもらった免許証が戻ってきたのでなんの問題もありませんでした。


全く良い制度ができたものだと感心してしまいました。会う人ごとにこの新しいシステムの話をしますが、皆驚いていました。まだ認知されていないようです。北海道、京都府、千葉県、山口県の方でこれから更新を迎える方はぜひ利用してみてはどうでしょうか。この制度が早く全国に広がりますように。


今回は前に描いたキウイフルーツ🥝の絵手紙を載せて終了します。