絵手紙年賀状を印刷する



昨日完成させた絵手紙年賀状を、今日はプリンターで印刷する日です。

試し刷りでシクラメンの赤がくすんでいたので、プリンターのカラー設定で赤みを強調しました。

取り敢えず15枚だけ印刷しました。




これだけ並べると壮観

昨日よりも鮮やかになった




絵手紙作成の様子はこちら🔽




​万年筆の洗浄




宛名はプリンターに頼らず一枚一枚万年筆で書くのが私の流儀です。 しかし最近文字を書いていてかすれることが多くなってきたので、これを機会に洗浄することにしました。



どちらも1000円しない普及版の万年筆

だいぶ汚れています




洗浄しようと思ったきっかけは先日読んだ小川糸さんの『ツバキ文具店』という小説。物語の中で代筆を生業としている主人公が大切な仕事を前に万年筆の洗浄をしていた場面があったからです。

やり方は簡単で水を入れたコップにペン先の方を一晩つけておくだけです。

早速やってみました。



とたんに青のインクが水に溶け出してきた

古いインクが目詰まりを起こしていたかもしれません




ちなみにこの小説の女性主人公は依頼人や相手、手紙の内容によって筆記用具や便箋、封筒を選び、筆跡まで考えて依頼人の願いを果たすというプロ意識の高い代筆屋です。文房具が大好きな方のみならず機械に頼らずアナログにこだわって仕事をしている方には一読をお勧めします。現在シリーズ3巻まで発刊されています。


それではひと晩おいて、明日は宛名は書きに専念しよう。目指すは12月25日投函。この日までにポストに入れれば確実に正月に届くということです。