年末に歯科に通うようになって、早や2か月。
痛かった親知らずも抜き去りもう大丈夫かと思っていたら、
「ガッツリ歯石が付いてるので長くなるかもしれないけどしっかり治しましょう」と、高血圧の内科に歯科が加わった父ちゃんです。
唯ちゃんもちょっと口腔に違和感があるのか一緒に通うことになりました。
先ずは自分の話から。
「歯石を取る方は歯ブラシ持ってきてくださいね~」歯磨きの仕方の指導です。前回治療してもらった時に、結構教えてもらった方法で歯を磨いていて、『今回はピカピカの歯ですね』と言ってもらいたかったのに、「残念ながら、前回とおんなじところが磨き残しで赤く染まってます」トホホ…。
そして、
「上の歯と下の歯のそれぞれに何か挟まってますけど、違和感なかったですか?」と。
上の歯の異物(多分昨日の晩飯の豚肉の破片)を取った時にはすっきりしたんですが、下の歯の異物(これもおんなじと思いきや、どうやらその前から堆積したものらしく、正体不明)は、歯医者さんでも取り切れませんでした!歯医者で取れない歯に挟まったものって何だ!
バキュームで吸引しながら千枚通しのような先のとがった針でキリキリするも、断念!お~い、歯医者さんが歯の異物を断念って、オレはどうすればいいんすか?
結果、家に帰ってきてから歯間ブラシや先っちょゴムのキュキュッと差し込むタイプのブラシで取り除いたものの、(歯医者さんでも取れない歯の汚れってあるんだ)なんて思いましたよ。
んで、次は唯ちゃんの話。
前回来院した時に、先生から「唯ちゃんまだ乳歯が残ってるんだけど病気のこともあるので大学病院に行ったついでにここ(青森市の歯医者)でも抜歯していいか聞いてきてくれませんか?」という話をされました。今でこそヘモグロビンの量も健常者と変わりなく止血作用がちゃんとありますが、専門外の歯医者さんからすれば白血病と言えば『血が止まらない』って思っちゃっても不思議ではありません。実は夏休み中の8月に嫁さんが歯科の先生におんなじことを聞かれたようでしたが、それをすっかり忘れてておんなじことをオレに聞いてきたのでした。(嫁さん、何してんのよ!)
21日(水)に大学病院に通院に行った時に、担当の小児科の先生に聞いてみたら、「あ、それは地元の歯科医で大丈夫ですよ。けっこう多いんです、15歳超えても乳歯が生え変わらない患者さんって」唯ちゃんくらいの年齢で白血病を発症すると、一旦すべての成長が止まるものなのかもしれません。
その後やっと成長を始めると、まだ乳歯だった歯が残っていたりするというのが当たり前のことのようです。
そのことを大学病院の先生に報告すると、電子カルテに乳歯のことを追記されましたっけ。
ただ、事はそれだけじゃ収まりませんでした。
大学病院でのやり取りを歯科の受付で伝えていたんですが、
オレの歯の治療中、うがいをするタイミングで、
「祐川さん、ちょっとよろしいですか?唯ちゃんの歯の治療についてなんですが、大学病院から口頭でもこちらで抜歯していいというのは確認しました。奥様に確認をお願いしたんですが何も返答がなかったのでこちらで担当させていただきます」
その直後、「はい祐川さん、唯ちゃんの今後の治療計画なんですが、今は痛くないと言っている歯ですが、レントゲンで確認したところ、乳歯の下に永久歯がないんです。これは今後も乳歯に頑張ってもらわなければならないので、乳歯は抜きません。」
「はい祐川さん、倒しますね~♪」
倒されながら、唯ちゃんの説明は続きます。「これはそんなに珍しいことではありません。結構な割合で、割と多いんです。なので心配することはありませんよ」
だったらどのくらいいるのか教えてくれよ!と思い、今ネットで調べてみると、
10人に1人!(あらビックリ)
ちょっと待てよ。唯ちゃんの足指が6本だってのが3000~5000人に1人。小児白血病の発生率が10万人に6.3人。比較的多い歯に関しては10人に1人!
ダメだ。オレ数学弱いから、誰か計算してくれ。
どんだけ低い確率ですべてを網羅しちまったのかなぁ。
それでも!唯は今まで通り元気に過ごしてます!
ケツに根が生えた嫁さんよりも元気に外に出てますよ♪
(ケツに根が生えたくらいに言い方で終わっておかなければ、オレが明日生きているかの問題になるのでこの辺で)