たからもの。
私が小学校4年生のとき、我が家に初めての室内犬がやってきた。
何にも知らないで学校から帰ってきたら銀色の犬がお兄ちゃんに抱かれてた。
怖いけど触りたくて、恐る恐る触った。
暖かくて柔らかくて、抱っこしたくなった。
抱き方も分からないまま、ただ抱えた。
こわばった感触とか未だに覚えてる。
名前は決まってた。
ちょん。
なんで?って思った。
だってもっとかわいい名前付けたかったのにって。
それには理由があった。
ちょんは家に来たときはすでに3才だった。
もとの飼い主はスナックのママさんで、独り暮らし。
ちょんの他に5匹くらい犬がいて、1人ぢゃ世話が大変っていうことで、その中で一番大人しいちょんが家にきた。
だから、長年ちょんって名前だったから変えるのもかわいそうだしそのままちょんになった。
ちょんが家に来てから私は楽しくて嬉しくて仕方なかった。
学校から帰ればちょんの所に行って、散歩して。
毎日一緒だった。
一緒に寝たいくらいだったけど、動物が嫌いなお母さんの許しが得られなかったから断念。
本当に毎日一緒で、怒られた時に人前で泣けない私はちょんの所へ行って、ちょんのお腹の中でこっそり泣いてた。
口癖はお嫁さんに行くときはちょんも一緒!っていっつも言ってた。
福島のおばあちゃんの所に行った時、10日くらい家にいなかった。
久々に家に帰って、ちょんの所に行った。
そしたら、私の当時習ってた習字道具を抱えて寝てた。
お留守番してたおばあちゃんが、
『ゆきちゃんがおらん間、ずぅーっとゆきちゃんの習字道具抱いて寝とったんやお。寂しかったみたいやわ。』
って言われて、泣けてきたけど我慢して、ちょんを抱っこしたのを覚えてる。
それから、中学3年の時まで私はずぅーっと毎日欠かさずちょんの世話をしてた。
散歩とご飯。
ちょんへのあいさつ。
これが普通だった。
でも、高校にはいって、やることいっぱいあって、帰る時間も遅くなって、いつしかちょんとあんまり接しなくなっちゃった。
家の都合で、ちょんも玄関から中へは入れられなくなってしまい、さらに会う機会がへってしまった。
たまに見て触って。
今ではほとんどふれあっていない。
最近、ふとちょんがいなくなったら…って考える。
悲しくて涙が溢れてくる。
悲しすぎて、胸が痛くて、もうどうしようもなくなる。
でも、私はズルい。
最近全く世話もしなければ顔を見ない日の方がほとんど。
なのに、いなくなったら悲しいなんてエゴだよね。
でも、やっと気付いた。
ちょんが家に来て11年間、私はちょんにたくさん助けられた。
だから、気付いた今からちゃんと恩返ししないと。
今から、ちょんが生きれるのはきっと残り少ないと思うから。
残りの人生を幸せだったって感じさせてあげたいから。
これからは少しでも一緒にいたいと思う。
もう、14才。
人間で言えば、何歳なんだろう。
90才とか過ぎてるのかな。
目も、もうあんま見えてないと思う。
何かやだな。
いなくなるなんて考えたくないよ。
都合がいいかもしれないけど、やだよ。
私のたからものなんだもん。
ちょんがいて当たり前だった毎日だったから。
大切にするからね。
一緒にまだまだいたいよ…
何にも知らないで学校から帰ってきたら銀色の犬がお兄ちゃんに抱かれてた。
怖いけど触りたくて、恐る恐る触った。
暖かくて柔らかくて、抱っこしたくなった。
抱き方も分からないまま、ただ抱えた。
こわばった感触とか未だに覚えてる。
名前は決まってた。
ちょん。
なんで?って思った。
だってもっとかわいい名前付けたかったのにって。
それには理由があった。
ちょんは家に来たときはすでに3才だった。
もとの飼い主はスナックのママさんで、独り暮らし。
ちょんの他に5匹くらい犬がいて、1人ぢゃ世話が大変っていうことで、その中で一番大人しいちょんが家にきた。
だから、長年ちょんって名前だったから変えるのもかわいそうだしそのままちょんになった。
ちょんが家に来てから私は楽しくて嬉しくて仕方なかった。
学校から帰ればちょんの所に行って、散歩して。
毎日一緒だった。
一緒に寝たいくらいだったけど、動物が嫌いなお母さんの許しが得られなかったから断念。
本当に毎日一緒で、怒られた時に人前で泣けない私はちょんの所へ行って、ちょんのお腹の中でこっそり泣いてた。
口癖はお嫁さんに行くときはちょんも一緒!っていっつも言ってた。
福島のおばあちゃんの所に行った時、10日くらい家にいなかった。
久々に家に帰って、ちょんの所に行った。
そしたら、私の当時習ってた習字道具を抱えて寝てた。
お留守番してたおばあちゃんが、
『ゆきちゃんがおらん間、ずぅーっとゆきちゃんの習字道具抱いて寝とったんやお。寂しかったみたいやわ。』
って言われて、泣けてきたけど我慢して、ちょんを抱っこしたのを覚えてる。
それから、中学3年の時まで私はずぅーっと毎日欠かさずちょんの世話をしてた。
散歩とご飯。
ちょんへのあいさつ。
これが普通だった。
でも、高校にはいって、やることいっぱいあって、帰る時間も遅くなって、いつしかちょんとあんまり接しなくなっちゃった。
家の都合で、ちょんも玄関から中へは入れられなくなってしまい、さらに会う機会がへってしまった。
たまに見て触って。
今ではほとんどふれあっていない。
最近、ふとちょんがいなくなったら…って考える。
悲しくて涙が溢れてくる。
悲しすぎて、胸が痛くて、もうどうしようもなくなる。
でも、私はズルい。
最近全く世話もしなければ顔を見ない日の方がほとんど。
なのに、いなくなったら悲しいなんてエゴだよね。
でも、やっと気付いた。
ちょんが家に来て11年間、私はちょんにたくさん助けられた。
だから、気付いた今からちゃんと恩返ししないと。
今から、ちょんが生きれるのはきっと残り少ないと思うから。
残りの人生を幸せだったって感じさせてあげたいから。
これからは少しでも一緒にいたいと思う。
もう、14才。
人間で言えば、何歳なんだろう。
90才とか過ぎてるのかな。
目も、もうあんま見えてないと思う。
何かやだな。
いなくなるなんて考えたくないよ。
都合がいいかもしれないけど、やだよ。
私のたからものなんだもん。
ちょんがいて当たり前だった毎日だったから。
大切にするからね。
一緒にまだまだいたいよ…