那智の滝と熊野三山詣でした。
写真は那智の滝。
これを見るために113段ぐらい階段をおりなくてはいけません。
それぐらいならまあ平気なんだけど、
那智滝で113段往復、那智大社で467段往復、本宮大社で約150段往復
とかやってると、
気付かないうちに、体はすっかり力を使い果たしてます…
と、添乗員の私が思っていると。
那智大社にて、他のツアーのお客さんに、
杖をつき、お連れさんの肩に手をかけた方が。
あ、あの白い杖は…ひょっとして、目の見えない方？
お連れさんが「ほら、だいぶ降りてきたよ」
すると目の見えない方が
「上りで、一段だけ高い階段が上り始めの頃にあった。
今、その段を降りたからもうすぐだね」
ひゃー、スゴーイ！ 私なんかよりずっと繊細に、階段を体感されている。
そして、お連れさんと協力して、
目の見えない方が467段往復してる！！
感動～
そして、こんなお客さんこそ、ツアーの価値があると再び実感。
ツアーのように宿泊や移動の手配をしてあげたら、
こういうお客さんは階段を上ることに集中できるんだな、と思うのです。
楽しむことに集中できるように、
その他のこまごまとした手のかかることを、
代行してあげる。
これが代理店なんだなぁ・・
あらためて思った添乗でした。