英国エリザベス女王崩御 | 上毛三山のブログ「百花繚乱」

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今朝イギリスのエリザベス女王が96歳で

お隠れになられたと知って深い悲しみで

現実の出来事として受け止められないまま

一日を過ごしていました。

体調が懸念されるとニュースで知ってからは

1日も早い御回復をお祈りしていただけに

訃報をTwitterで知った瞬間のショックと

身の内が空になった様な喪失感は計り知れません。


私が生まれた時からずっと女王陛下は

英国民に寄り添い「開かれた王室」を御自ら

体現されていらっしゃいました。

高校2年の時ガールスカウトの海外派遣で

初めて渡英した時ロンドン研修の一環で訪れた

バッキンガム宮殿で開催されていた女王陛下の

在位50年を記念する展覧会を見学した中で

戴冠式で女王が御召になられたドレスと杖・王冠・

式典のパネル写真を鑑賞した事や

ガラス越しでも女王の気品や息遣いが感じられる

ドレスの美しさに見惚れた事は今でも

貴重な思い出として忘れられません。


またロンドン五輪開会式で女王が007の

6代目ジェームズ・ボンドと共にヘリから

パラシュート降下で会場に降り立つという

演出に度肝を抜かれた事も覚えています。

しかも御本人が出演を快く引き受けられたと

知った時は驚きと感嘆が同時に湧いて来ました。


他にも1975年の公式訪問された際には

当時の大河ドラマの撮影を見学なされたり

国立劇場で歌舞伎や剣道・柔道の実演の他

三味線・琴の演奏など日本の伝統文化を鑑賞され

京都で野点を体験なされた後に御夫妻揃って

伊勢神宮内宮へ御参拝されたという事も

最近になって知る機会があり天照大御神へ

ご挨拶されたのかな?と気になりもしました。


70年という長きにわたり英国民に寄り添われ

日本をはじめ多くの国々を御訪問されるなど

全てを国家元首としての責務に捧げた女王の

生き様と気品や威厳に満ちながらも

常に笑みを絶やさず茶目っ気に溢れる人柄を

私達は決して忘れる事はありません。

本当に長い間お疲れ様で御座いました。

エリザベス女王陛下の多大な御功績に

感謝申し上げますと共に安らかなる眠りを

心より厚く厚く御祈り申し上げます。