「母さん・・・明日・・ドッチボール大会なんだ・・・」
試験も終わり、高校生はいいなあ~。と思いながら
「楽しそうだね。最高じゃん!」と、のびたの顔をのぞくと・・蒼白い・・
・・・そうだった・・この子は、誰に似たのか・・運動おんちだった・・
「でも・・俺・・戦ってくるわ・・・」
戦う?命がけだな・・・と、思いながら、
「が、頑張れ!」とエールを送ると・・・
「全力で、逃げるわ・・」と目を光らせ・・決意発表!
に・げ・る???ドッチボールで・・ドッチボールと言えば、ボールを人に当てるスポーツでは
なかったっけ??
「うん。全力で逃げる!」と、繰り返す。
思い起こせば、幼稚園の時、サッカーを習わせれば、サッカーボールを横目に、隅で砂遊びをはじめ・・中学校のソフトボール投げでは、それ、ティッシュを丸めてなげた?と勘違いするぐらいの飛距離・・
それしかないか・・のびたが、戦いに勝つには・・
と、私はのびたと 逃げ方の方法を考えた。
マトリックスみたいな・・江頭2:50みたいな・・
「いいね~。」と、少しテンションが上がるのびた。
しかし、その後、同じチームの友達からメールが・・
「当てる・・お前だけを・・全力で狙う・・」と。
またまた、顔面蒼白になるのびた・・
全力で・・逃げろ!と声をかけるが、笑いが止まらない母であった。