久々のブログ。
って、いつもの事ですけどねw

今我が家は長男が高校受験真っ最中です。
こないだようやく私立高校受験が終わりまして。

私立高校なんて、とてもじゃないけど行かせられないんで、公立高校の本番までは気が抜けません!
私が!

長男は。。。全く焦りもなく、気がついたらいつもコタツで寝ている。
私の方が焦るっちゅーねん!!


長男が高校受験って事で、自分の高校受験の事を色々思い出します。

私が高校受験の時は、そりゃまぁー悪評高き地元集中が。。。
地元集中の発祥地とも言われていたある都市。

地元集中って何?って思いますよね?

地元集中って言うのは、中学校同士が勝手にうちの中学校はこの公立高校に、うちの中学校はあの公立高校にと、偏差値なんか関係無しに、通っている中学校によって勝手に公立高校を決められちゃうという、全く反民主的な制度です。
生徒の志望校を全く無視する制度。

受験戦争を無くすのが目的なのか。
平均的な人間を量産する為の制度としか思えない。。。
まさに個性を潰す教育ですよね。


こんな地元集中がまかり通ったのは、私の住んでいた都市の教職員組合が原因です。

その教職員組合が強い市だけが、こんな事をしていたのであって、府は全く関係していません。

例えば、ある学力の高い生徒が、同じ学区の偏差値75の隣の市の公立高校を受けたいとします。
その生徒は教師が中心となり吊し上げられる事になります。

教師が率先して先導していじめをしてる様なもんです。

クラスの生徒を巻き込んでの、ホームルームでの吊し上げ大会。
クラスメイトから、私は成績が足らずに地元集中の学校に行けないのに、あなたは何を考えてるの?と泣き脅し。

クラスからは非国民扱いを受けます。

そしてひどい時には内申書を書かない!と脅されたりもします。

今だったら損害賠償もんですよね。考えられないです。

私が中学生の時はこれが普通だったんです。
オカシイとは思ってましたが、違う高校に行く為には苦難を乗り越えないと行けないと、普通に思っていたんです。
だから、結局はオカシイ事をオカシイとちゃんと気付けなかったって事ですよね。
本当に怖い事だったなぁと、今にして思います。

私はもちろん、地元集中に逆らいましたよー。
当然です!
行きたい高校に行く。普通の考えです。

もちろん私も担任とは戦いましたし、反対する担任は家にも来ました。
親とともにケチョンケチョンに言ってやりました!!

あんたの成績じゃ無理です。絶対に落ちますよ。必ず落ちますよー。と、捨台詞言われたりしましたけど。

塾や五木の模試では結果出してたんで、全く心配してません。

他に嫌がらせと言えば、願書もちゃんと書いてるのに、こんな願書の書き方じゃ落ちるよ。などずーっとけなされたりと、地味な嫌がらせ攻撃は受けましたが、ホームルームで吊し上げられる事や、クラスメイトから泣き脅しなんかは無かったんで、本当に良かったです。

隣のクラスでは惨劇が毎日の様に繰り返されてましたが。。。

なので、地元集中以外の高校に進学した子は、とてつもなく気が強いと言われているそうです。

あっ、私か(笑)

そんなんで、希望校を受験出来ずに偏差値が全然違う高校に進学した子は、夢が潰されたって言っても過言じゃないと思う。

教師達が敵で、内申書書かないとか、教師先導でイジメの対象にされたりとか、そんな状況では生徒1人で戦えない状況だったと思う。
1対中学校だもん。

私はまだヘナチョコ担任で難を逃れたけど。
教師によって運命が将来が決まる様なもんだよね。

もう二度と、あの地元集中って制度は復活させて貰いたくないなぁと、長男の受験で考えたりしています。

なんか戦時中の話みたいだ。。。



自由に志望校が決められる長男は幸せなんだよ。
なのに何故にそんな無気力なのか。


とにかく今は。。。



サクラサキマスヨウニ!