お出かけ日記はどんどんたまって行きますが、7月23日のいつものCANDYさんとの月イチカラオケの日の話。

この日はいつものジャンカラが満室だったので三条通店で合流です。

 

個々の店舗は狭い部屋にあたると極端に狭いので2人だったら指定できるコンセプトルームのLIVE DAM Aiにしました。

お出かけ続きだったので節約して玉子焼き弁当。

 

夏をテーマにまったり歌いました。

あ、ジャッキーの映画のタイトルの名残ということで・・・

そろそろ「ライドオン」タイムも一休みかな。

 

姐さんがトイレに言ってる間にジャッキー歌っちゃう。

まったり歌いながら姐さんがスマホチェックしてたら・・・

「声優さんの小原乃梨子さんが亡くなったってニュースが出てる」

 

ええっ?!!このあいだ三輪勝枝さんや増山江威子さんが立て続けに亡くなられたと思ったらついに小原さんまで・・・

追悼カラオケしたいところですが今回はアニメカラオケじゃないし、でも2曲ほど歌わせてもらいました。

ヒトカラだったら泣いてるナ。

しかもDAMには「海底少年マリン」がないんだよー!!プンプン!!

あのあたりなら姐さん世代には聞いたことあったはずだったんだけどね。

 

この小原さんの歌い方に寄せて歌うの好きだったんだけどね~。

 

これもOPは小原さんが歌ってたんですね。

ハンナ・バーバラものといえば「チチキマシン猛レース」の紅一点ミルクちゃんも洋画で聴く声だったので向井真理子さんかと思ってたのですが小原さんだったんですよね。キザトトくんが広川太一郎さんだったのでそのまんま「グレートレース」の日曜洋画劇場放映のノリでした。

私の意識する小原さんは洋画劇場で聴く日本語吹き替えの洋画できれいな金髪の女優さんがでてきたら小原さんのシャーベットボイスをイメージしました。

だからたまに武藤玲子さんだったり平井道子さんだったりすると、あ~、あの声じゃないんだぁ・・・とガッカリしてたりしました。

そのはず、ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーブ、クラウディア・カウディナーレ、エルケ・ゾマー、ミレーヌ・ドモンジョ・・・「タイムボカンシリーズ」の中でもメジャー作の「ヤッターマン」のドロンジョさまは泥棒とミレーヌ・ドモンジョのもじりだという逸話がありますね。

 

子どもの頃は特徴あるお声の人で名前を知らなかったのでシャベットボイスの人で聞き分けしてましたが、アニメブームと共に声優ブームになって「小原乃梨子」さんとして認識できるようになりました。

そこからはシャーリー・マクレーンとジェーン・フォンダは小原さんの持ち役のイメージが付きました。

 

でも、やっぱり一番記憶に残ってる面白かったのは「グレート・レース」のナタリー・ウッド。

これの吹き替えってネットで見つからないのがさみしい。深夜にやってたカットされた物でもいいから録画のこしておけばよかったな~。

ラストの大団円はコメディ物の中でパイ投げで大笑いした最初の作品だったかも。

 

声優として語られると今だとアニメ世代の大人が多いのでアニメ中心になってるようですが、タイムボカンシリーズは放映当時はちょっと子供向きアニメだったので見ていなかったし、「ドラえもん」も2度目のアニメ化の頃はもう高校生だったので国民的アニメだけど、漫画連載を予告編から見てた世代なので漫画のイメージは思い出だけどアニメは・・・機会があったらながら見してた程度で思い入れはないんですよね(^^;)

なのであれも小原さんだった!と気づいたのが「アルプスの少女ハイジ」のペーター。

純朴な田舎の少年でしたね。

あと「ワンサくん」!!これも考えたら「国松さまのお通りだい」のメガネくんの声の人だーと思いながらも主人公なのと、ワンサ君は無口な方だったので時たま聞こえる声は印象的でした。

 

そこからの満を持してアニメ化された「宇宙海賊キャプテンハーロック」の放送の時に聞いて驚いたのがミーメ!!

ミーメ、口がないけど漫画ではぽそっとしゃべってました。なので声優さんの予測がつかなかったのですが「小原さんと、か~!」と、松本零士原作ファンのみんな納得してましたね~。

「私ハミーメ、ハーロックニ命ヲササゲタ女」

なんか、このセリフだけは時折状況がカオスになった時に脳裏をよぎります。

それと同時期にNHKがゴールデンタイムにアニメを制作放映するという鳴り物入りで始まった「未来少年コナン」。これも原作もあまり知られていないものでほぼ日本アニメーションのオリジナルに近い物らしかったけど、今や名前を知らない人はいない宮崎駿のテレビアニメ時代の名作として語られるコナン。

これも第一話はコナンはほとんどセリフは必要最低限なシチュエーションでしかしゃべらなかったくらいおしゃべりではないキャラクター。小原さん、そういう無口系多くないかい?

 

特徴あるキャラクター満載の「うる星やつら」でもお雪ちゃん。

 

大好きだった「超時空要塞マクロス」のキャラクターでロイ・フォッカーには第一話から恋人がいる設定でそれが当時アニメのキャラクターで有色人種のメインキャラはかなり斬新だったクローディア。

アニパロでフォッカーさんがデートしてる話を描いたけどクローディアの顔に斜め線描いて有色感出してたのおぼえてる。

最近BS12で41年ぶりに放送が始まった「機甲装世紀モスピーダ」では姿のない侵略者の声でナレーションも兼任してたりして、洗脳されるかのように「進化セヨ」と声が響いていたのが印象的でした。

41年経って人類は進化したのかしら(;;)

 

ちょっとだけでも思い出したらこんなに思い入れがたっぷり出てくる小原乃梨子さん。

すっかり露出がなくなってたのと、パーマンの三輪さん、やハニーの増山さん・・・と続いてレジェンドの昇天に、自分たちが子供の頃からはぐくんでくれた声の方々をもう見送るくらいの時間が流れてるんだと気持ちを若く保とうとしても突きつけられてるようで現実に帰りますね(;;)

 

劇場版「クラッシャージョウ」の少年リッキーも小原さんだった。

コミカライズの針井祐さんが追悼イラストをあげてらした。(Xの投稿から引用)

 

なつかしいな~。

 

 

思えば一昨年にヒトカラしてる時に水木一郎さんの訃報を読んで途中から兄貴ソング追悼したり、

そのあとの安倍首相の事件もジャンカラでヒトカラ中に知った。

今年の鳥山明先生の訃報もジャンカラに向かう前に知って一曲名からドラゴンボール歌ってたっけ・・・。

ジャンカラ行く時に知る訃報って多いなぁ・・・。悲しい。