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なんか落ち着きのない9月ですが、先月ブラット・ピットが来日して東京~京都貸し切り新幹線でインタビュー取材受けてた時に「しんかんせんが舞台?!」と、前売り券を買っちゃった映画が公開中です。
チラシ裏~。
 
JR京都駅の旅行会社にPR展示されてたのも見て来ました。
 
ピットくんのサインも。
 
最近はサービスデーに映画を観るので前売り券は買わなくなったんですが、今は「前売り券」じゃなくてカードサイズの「ムビチケ」って形になってるらしい。
実は買ったことなかったけど今回初めて買いました。
 
だって、デザインがチラシ写真じゃなくて・・・
乗車券風なんですよっ!!
ゆかり号って言うのは今回の映画の舞台になる新幹線。
カモノハシくんがツートンカラーになってかっこよくなった感じ?
 
前売りには特典が付いてました。
てぬぐい!!
 
開けたくないのでネットPR用の画像から。
 
でも、サイズ的にハンカチ?って感じがするのですが・・・ニヤニヤ
 
東宝系公開だと思ってたのに京都のシネコン3か所ともかかってました。
新京極のMOVIXならポイントも貯まるので狙いたいところですが電車賃使うのも嫌だし自転車も遠いので迷ってたら、公開週は旅行中だったのと、怪我してショボンとしてたので2週目になった今週チェックしたらもう座席数の少ないシアターに移ってしまってました。
午前中も吹き替え版だったりするので、早くしないと都合のいい時間帯が消えちゃうかも~と、あわてて先日行ってきました。
 
公開2週目でしたが入場特典のポストカードがもらえました。
 
このデザインからちょっと予感はしてたんだよね~。
 
私は未読で知らなかったのですが、伊坂幸太郎さんの小説「マリア・ビートル」を日本のエージェントが売り込んでハリウッドの映画化を実現させたという完全日米合作。
 
動画とか見てるうちに、これは小説が原作と言ってるけど荒唐無稽のサブカルアクションの部類なんじゃ・・・と思えてきました。
見た人によっては「お馬鹿映画」とも評されていたし。
じゃあ、それならそれで気軽に見ましょう♪
 
前週より半分くらいの規模になったのは残念。でも、平日の昼間なのに始まるころにはほどよく埋まってます。
 
監督はデヴィッド・リーチ。調べてみたらスタントマンやスタントコーディネーターされてた方だというので、この映画が香港映画並みのアクションまみれなのも納得です。
画面展開や演出がMTVやコマーシャルフィルムのようなテンポなのでコントを見ているようと言えばコントなのですが、過去に表現されてきたカッコイイ演出の映画のシーンをオマージュ・・・というよりはパロディにしたギャグといえばギャグ。
2年前にスタント出身の谷垣健司監督の香港合作映画「燃えよデブゴン東京ミッション」を観たときの印象に似ている。
話しの筋はストーリーとしてあるけど、その展開がどこを切り取っても場面として面白く作ってる手抜きのない画面の連続、なのですが、大きな効果音、オーバーアクション、荒唐無稽が続くのでこのジャンルの免疫がないと疲れるかも・・・。
 
ブラピとニッポン代表真田広之以外は知らない俳優さんなのですが、役柄やシチュエーションとして「どこかで見たっぽい」雰囲気をあえて作ってたのだと思います。
 
で、伏線回収じゃなくて、ありゃ、それはそこにつながってたんか~い、というギャグっぽいつじつま合わせとかも飽きさせないし、機関車トーマスで人生を学んだというトーマスオタクのコードネームレモン君のオタクネタは実はとってもいい演出なのだと見てるうちにわかる。
 
そんな映画館で集中して愉しむ一作だと思います。
 
架空の鉄道会社「日本高速電鉄」の新幹線「ゆかり号」。
ひかり号のもじりっぽいけど「縁」の訓読みの「ゆかり」がテーマになってます。(そんな高尚に思えない展開ですが)
 
東京~京都のゆかり号に乗ってるのは変な外人ばかりでみんな殺し屋じゃん、って展開も理由がありました。
それは見てのお楽しみ。
 
因縁の戦いのために米原から真田広之演じる「長老」が乗り込んでくるんですが、そのシーンは米原は霧のロンドンストリートか?ってくらいホームがモヤモヤで幻想的というかビジュアル重視でした。
ブラピが「真田さんが出ると作品の品格が上がる」と、なにかのインタビューで応えてましたが、まさにそんな感じ。
今回も日本画舞台でもワンダーランドなニッポンになってしまってるのですが、真田さんの正しいイントネーションの日本語のセリフまわし、刀さばき、そのあたりも映画の世界観に溶け込んでて違和感がなくて安心して面白いと感じるんですよね。
こんな大スターになるとは東映アクションスターの時代には想像できたでしょうか。
そうですよ、彼は「伊賀野カバ丸」で沈寝様もやってくれたのでお馬鹿映画でも手を抜かないのです!!ラリホー。
 
私は出演者に名前がなかったので知らなかったのですが、ずっとブラピ演じるレディバグ(テントウムシ)に支持を与える声だけ出演のマリア・ビートルが姿を見せたらあの女優さんだったのでめっちゃびっくりしました。
(公開中なので敢えて伏せておきます)
 
双子か?って毎回突っ込まれる殺し屋コンビのミカンとレモン(コードネーム)が一番美味しかった役なんじゃないかと思いました。
レモンが息子の昔の同級生くんに似てるように見えてちょっと懐かしいことを思い出しながら観てました。
いや~、イカレてるようでイイヤツだったんですよ、この二人。