Twitterのファンの情報で、東京の日比谷TOHOシネマズのこけら落としの記念上映で「ポリス・ストーリー」に始まって「プロジェクトA」の企画上映が行われて満席だという話しだそうで、好評につき次回は「スパルタンX」がかかるというニュースが!!
「スパンルタンX」は作風まるごと大好きで、当時、友達と同人誌を作ったのは以前カミングアウトしましたが、また大きな画面で観れるのは、
東京が羨ましいなぁ~と昨日から興奮してたのでした。
当時、前売り券を持って公開2日目か初日か忘れたけど、行ったらものすごい行列で、友達が1,000円追加して指定席取ろう!と言い出したんですよ(^^;)
わたしにしては珍しく、了承して椅子に白いカバーのかかった2階席に座ったのはこれが最初で最後だったかもしれません。
(たぶん、プロジェクトAの時に混雑の中痴漢に遭ったので、懲りたのかもしれません)
1984年の年末の話しでした。
そのあと、映画もいろいろ観ましたが、「なまいきシャルロット」でファンになったシャルロット・ゲンズブールが出ているので、アニエス・ヴァルダの「カンフー・マスター!」を観に行きました。
フランス映画なのにアララなタイトルだなぁ、と思ったら・・・
リアルでも母親のジェーン・バーキンとの親子共演でしたが、シャルロットの連れて来たBFの少年を愛してしまったという、少年が子供過ぎてかなり無理を感じた話しだったんですが、この少年が夢中になってやっているゲームカセットが「カンフーマスター」でして、
画面に映ったゲームは・・・スパルタンXでした(@@;)
詳しい方が言ってたのですが、スパルタンXが輸出されてヨーロッパでは「カンフーマスター」と名前が変わってるけど、かなりヒットゲームだったようです。
でも、それをフランス映画のタイトルにするかねぇ・・・内容をかなり読み違えた客もいたかもしれません。
1987年の作品でした。
さて、そのスパルタンX,原題が「快餐車」。
キッチン・カーのスパルタン号の事です。
もちろんミツビシ!
007のような仕掛け車なのも楽しかったし、全編スペインロケなので、香港映画のアジア感が薄いのです。
スペインでも解放感のあるバルセロナが舞台で、映画については後日、また改めてたっぷり書きたいので、今日はこだわってるポイントだけ・・・
この映画が楽しいのは、従兄同志でいっしょに住んでて、行動してるのも若いジャッキー・チェンとユン・ピョウっていうのもかわいいとこだし、
監督のサモハンは、この二人の魅力を上手く引き出しながら自分も兄貴分ながらも楽しんで作ってるのがよ~く伝わるのです。
これ、ラストシーンですが。
アクション好きの男の子たちが堪能できるクライマックスの作り方も、活劇調で上手い。
こういう作りをアニメでやってるのが宮崎駿だと思うのです♪
広場でキッチンカーのウエイターのお仕事をジャッキーがやってるのが本当にいい表情なんですよ。
食べ物とか小物が上手く画面にマッチしてると女子力をくすぐるんですよね~。
で、このお仕事場の広場・・・
あ、位置はここ!
暴走族が暴れるシーンですが・・・
90年におっかけ仲間と、香港を拠点にしてエジプト、スペインを旅行した時に行ったスペイン村で、ロケ地だったと気づいたんですよ~!!
まぁ、日本で言ったら映画村みたいな所で、スペインでも「スペインらしい所」はテーマパークとしてあったんですね~。
そこでロケしてたとはね。
この水飲み噴水が決め手でした。
80年代ファッションやなぁ~。
日本で、中国雑貨の大中で買ったズック靴。これはエジプトの物売りの子どもに「くれ」と言われて断った思い出が(^^;)
もちろんサグラダファミリアも行きましたよ~。
いま思うとよくこんな所でロケできたなぁ~と思うわ。
バルセロナの前にまわったエジプトのカイロ市内の小さな映画館ではジャッキーのカンフー映画がかかっていました。
スペルが違うけど(^^;)
看板代わりにポスターが貼られてて、切符もぎのおじさんが入口に座ってるのでした。
このエジプトに行く前の日は香港で、「西蔵小子」のロケに行くユン・ピョウのお見送りをしていました(^^;)
この時、私らも一緒に記念撮影してもらったのが翌日の「東方日報」に載るという旅の恥をかき捨てた思い出ができました(^^;)
啓徳空港のカフェ前で撮ってもらったツーショット(^^)v
これはスペインから香港に戻ったときにサインを入れてもらいました♪
この接写、撮り直さないと暗いね(^^;)
てことでボツにします。
見送ったあとはゴールデン・ハーベストのジャッキーの事務所へ~。
この時は「プロジェクトイーグル」の撮影もまだゆったり目だったようでした。
「スパルタンX」から芋づる式にいろいろ思い出が出て来るのでした。
映画に再会した興奮については後日改めて♪