アートな舗装。 -3ページ目

麻生太郎氏

 先日、前外務大臣の麻生太郎氏が静岡にお見えになった。歴代の青年会議所理事長の先輩方と、我々現役の数名を含む15名ほどでお迎えした。麻生先輩は日本青年会議所の歴代会頭である。


 浮月楼にてお迎えして、先輩を目の前にして会食しながら、2時間ほどの間、かなりの至近距離で接する貴重な経験をした。前大臣の印象は、メディアで感じていたよりもスラッとスマートな感じだった。そして僕が今までどんな人にもに感じたことのない種類の強いオーラを放っていた。


 入り口に飾ってあった掛け軸の意味を尋ねていた。浮月楼のオーナー(久保田先輩)の説明をうけるその姿を見てから、僕も掛け軸の意味をお店に人に聞くようにしている・・・。


 はしっこの席で、豪華な料理には箸をつけることなく、先輩方の話に聞き入っていた。国家の要人であり、多くのトップシークレットを握る前大臣の話は、すべての言葉が研ぎすまされている。


 麻生先輩は静岡駅から21:00少し前のグリーン車に乗って、秘書と二人で戻られた。写真はホームで撮影してもらった。ホントに貴重な体験をさせていただきました。

環境にやさしく

 「自然石アート舗装」は表面が研磨され、骨材本来の自然な色合いが表に出るため、白っぽい色に変わる。黒い舗装は熱を吸収して熱くなるため、夏場の照り返しは本当につらいものだ。しかし写真のように白く変わった舗装は涼しげに感じられる。見た目だけでなく、黒い舗装と比べると表面温度で、-7℃~-8℃、内部温度で-5℃の温度差があることが確認されている。実際に真夏日に手をあてて触ってみたが、明らかに違いが感じられた。したがってヒートアイランド現象の抑制の効果を期待できるため、環境にやさしい工法といえるだろう。




 この工法ではどんなデザインも自由に描くことが出来る。文字や数字、子どもの書いた絵、ベニヤ板で型どれるものであればすべて対応できる。施工例の中には、学校の屋上から下を見ると、校歌が見えるようになっていたり、公園の歩道に子どもの遊びのケン・ケン・パが書いてあったり、目の錯覚を利用しただまし絵などもある。アイデアひとつでいろいろなことに活用できそうだ。



メディア掲載

 駿河区曲金でのデモ施工は、ビジネスレポートと静岡新聞に掲載された。この「自然石アート舗装」はとにかく目で見てほしい。今後は少しずつこの地域に施工実績を重ね、多くの人の目に触れられるようにしていきたい。そのことが、環境や人、地域にやさしい空間を生み出すことへつながると考えている。