初めて「外国」を感じたのは、就職活動のあの時
だったと思います。
ざっと40年以上前のあの時は、函館から大阪を
何度か往復しました。それも飛行機を羽田乗り継ぎで。
大阪はもちろん伊丹空港。あれは何回目だったか、
出発まで時間があったので国内線ロビーから国際線の
方まで歩いていったことがあります。
当時は国内の航空会社と言えば日航、全日空、そして
東亜国内航空の3社が当たり前だった時代。
ですから、国内線の出発や到着の表示は三つだけ。
でも国際線の方に行くと、いろんな会社があるわけですよ。
聞いたことがない会社とか、名前だけは知ってるとか。
行き先もいろんな外国があって。
「そっかぁ、ここから外国に行けるんだなぁ......」
と、しみじみ感じたことを思い出したね。