「ヘルメットの正しい被り方」
ざっと40年以上前、高専生だったころの思い出
先生の一人に、軍隊経験があり旧陸軍の機関銃手だった人がいました。
そういう経歴からでしょうけど、礼儀作法や授業中の態度には厳しく、
居眠りなんぞもってのほか、学生服の詰襟のホックが外れているだけで
怒鳴りつけられるくらいでした。それ以外にも、別の先生の研究室で
そこの助手がたまたま教授先生のイスに座っていたら怒鳴りつけたとか。
で、その先生が何かのきっかけで軍隊時代の話を始めます。まぁ割とありましたね。
その中で僕が今でも覚えているのは、「ヘルメットのあごヒモはかけるな!」
ようするに
あごヒモをかけると、爆風で首ごと持っていかれてしまう。でもかけてなければ
飛ばされるのはヘルメットだけで自分は助かる。
ということらしいです。
クラスメートは「また始まったぜ、だから何なんだよ?」という雰囲気だったけど、
僕は、
あの礼儀作法に厳しい先生がそんなみっともない格好の事を言うくらいだから
正しいに違いない。
と信じていました。
それからざっと40年以上たちましたが、この問題、結局は疑問のままなんですよ。
仕事でヘルメットは必須ですが、必ずあごヒモはかけるし、そうしないと注意されます。
あるとき、上司にこの話をしたこともあるけど、明確な答えはもらえませんでした。
日本ではそういう工事用のヘルメットはあごヒモありのタイプだけど、外国ではそもそも
あごヒモがないタイプも使われているみたいですし。
そう考えると、何が「安全」なのか、難しいですね。