何度も言うが、私は別れが嫌いである。
もうこの人と会うことはないのではないか、
もうここでバンドをすることはないのではないか、
もうこのメニューを頼むことはないのではないか。
自分が気付かないうちに大好きになっていたあらゆることが
もう二度とないのではないかと思うと堪らなく寂しく、怖い。
今後の人生の中で
いつか当時の喜びや楽しみに勝ることが起きると確信を持てないどころか、
きっとそんなことは起こらないだろうと思ってしまうのである。
人は皆そうかもしれないが、
私は特に過去に対する執着心が強いのではないかと思う。
過去を思い出しては羨み、そして落ち込む。過去の自分に嫉妬する。
自分の未来に待っている出来事たちに期待ができない。
しかし、過去ばかりを見ていても何も生まれない。
ただただ時間が経過し、いずれは死ぬ。明日死ぬ可能性すら大いにある。
踊ってばかりの国の歌詞にもあるように、
高校卒業時に先輩が言っていたように、
生きていさえすれば、また会える。
と信じたい。
あなたにまた会うこともできるし、
バンドだってできないことはない。
と、少しは前向きに考える必要もあるとは思う。
この週末、追いコンに参加するためにつくばを訪れた。
見慣れた景色が広がり、非常にゆったりと時が流れていた。
また笑って好きなメニューを注文したい。また笑って飲み会をしたい。
また笑って会いたい。