そんな中神奈川県(うちは、関西)で浪人生活をしている娘から連絡が入った。

「なんだか、受験前に家に帰りたいな」と

私はただただ家族が揃って、夫も喜ぶし

きっと、元通りの家族に戻れる…気がして

ワクワクしていた。


息子の通信制の学校も何件か見学に行き

資料を取り寄せ、色々調べた結果

大きな駅の通いやすい学校だと通いやすそうだったので、決定しようと、夫にその旨伝えたら

「別の学校へ転校という形はなぜダメなのか」

「おかんも疑問に思っている」と、何故か

姑さんと話をした時のことを持ち出してきたので

転校という形をとると、制服から教科書まで

全部を1から揃えないとだめだから

難しいんじゃないかと、集めた資料や

通信制の先生方から聞いた話を伝えた。


しぶしぶ納得してくれた。

これで、息子の件がひと段落したけど

後日家庭裁判所から

なにかしらの連絡が入るとだけ言われて

いたので、そこだけが心配ではあったが


娘が、帰ってくるというワクワクだけで

私は浮き足立っていた。


娘が帰ってくる予定の数日前に

娘から電話があった…。

娘は電話の向こうで泣いていた。