後半GW、2日目。

今日は、以前から「やらなきゃ!」とダマシだましで乗っていたフロントフォーク・オイルシールからの漏れ。

なかなか腰の上がらない作業の一つ。このGWに渋滞もあり、出掛ける気も無いのでこの連休だけにやる事にした。


パーツは先々週には手に入れていたが、かなりご相談になってしまっていた。




早いとこ、バラす。
が、ここから問題多発!!


今回の必要パーツと治具?。
オイルシール打ち込みのエンビパイプとホームセンターで物色したパーツで作ったオイルレベルゲージ(吸引用)。

あと、フォークオイルシールは品番が統一され、ホンダ41パイフォークなら共通となっていました。オークションの41パイオイルシール見て、使えるのでは?とにらめっこしてましたが同じと言うこと。……、やはり!!。 
読みはあっていた。



写真の左手のフォークが今回の漏れ側。

TRACの無い側で、内部機構的には簡単な今の成立フォークとほぼ同じ構造。


さて問題だが、
フォーク下部にあるソケットボルト(六角)は間違い無くナメます。2本のフォーク、1本はやってみたがヤバい感覚になりそれ以上は手を出さなかった。近所のバイク屋にご相談、抜いた2本のフォークを持って行き、ナメたソケットボルトは時間かけてやっと緩めて貰い、何も手をつけなかった側はインパクトレンチで簡単一発!!。
このインパクトレンチを使う手法は構造上良くないと言ってはいたが無理にお願いした。

帰って来てから作業開始。
なんせソケットボルトの関係でロスタイム3時間(バイク屋さんがお昼休みになると言うロスタイム)笑。





ブッシュスライダーはあったが、フォークパイプブッシュはご相談でした。


オイルはKawasaki 15Wを規定量440ccだが、若干多めに。多い分は先程の治具で170mmで抜き取る為に自家製。



スライダーブッシュはかなり摩耗しており、はめ込んだ新品と色が全く違う。やばかったな…。早く気づいて良かった。このカスがボトムケースの最下部にこびりついており、クリーナーの噴射圧では全く取れず、長いアルミ棒でクリクリした。

R側を最初に組付け、オイルを入れて空気抜きからの放置。その間にL側をバラして内部を洗浄、オイルシールを打ち替えてオイルを入れ空気抜きからの放置と作業の繰り返し。

ここで一つ疑問を解決したかったこと。
オーバーホール以外でのオイル交換で、オイルを抜いた際にオイルがボトムケース内に若干だが'85,'84共にオイルは残る。カスが溜まる部分。ソケットボルトから抜かない事には、やはり全て抜けていないと言う事だった。
ただボトムさせればエアー圧で抜けるとは構造上思えた。


今回の治具とオイル。
写真に残す事で次回の比較判斷する為に記録として残す。

昨日はタイムアウトのために朝から組付け、昼前に完成。
走ってはいないが、ボトムさせた時の感覚は断然良くなっている気がする。
走りが楽しみだ……



おしまい。