「ジュンス、そろそろ会見開こうか?」と、社長が…
「そうですね」
「隠すのも、これが限界だぞ。これ以上、騒がしくならない内に…な?」と、…社長は、言った。
TVでは、『ジュンス、結婚か?!』の文字が、飛び出し…事務所の方には、問い合わせの電話が殺到した。
結婚式を5日後に、控えた日…記者会見を、開く事にした。
ホテルの1室なは、入りきれないほどの記者達が詰め掛けた。
僕と社長は、記者会見へと…挑んだ。
JU「この度は、私の私的事でこのようにお集まり頂いて…ありがとうございます。ぇ~、11月11日…結婚する事に、なりました事を此処にご報告いたします」と、僕が言うと…
フラッシュの嵐が…沸き起こった。
記者「お相手の方は…」
「一般人です」
「写真か何か、見せていただけませんか?」
「それは、出来ません。何れ、皆さんに御逢いする事もあろうかと思いますが…今は、お許し願います」
「何時、知り合われたんです?」
「ぅ~ん、3年ほど前になると」
「じゃ、兵役前ですね」
「はい」
「兵役の間は…」
「連絡は、取っていませんでした」
「じゃ、本格的に付き合われたのは…兵役後ですか?」
「そうです」
「どんな、お付き合いを…されたんです」
「一般的です。…と、言いたいんですが…僕の職業が、そうはさせませんでした。その点は、彼女に申し訳ないと思っています」
「彼女の、何処が好きですか?」
「全てです」…ぅわ~と、歓声が上がった。
「彼女は、ジュンスの何処が良いと…」
「全てです」…うわ~と…もう一度、歓声が…
「と、言いたいですが…聞いたことは、無いです。だけど、こう言って欲しいとの希望かな」…ワッ、ハハハハ…と、今度は笑いが会場を埋め尽くした。
「結婚に、至るまでの経過を話して頂けませんか?」
「それは、此処では話しきれないです。皆さんも、恋愛をしたことがあると思いますが…此処まで来るのに、幸せな事ばかりでもないし…嫌な事ばかりでも無かったです。色んな2人の想いを積み重ねながら、来たので…」
「ジュンスさんの、ファンにとっては…結婚は、残念な事では…」
「そう思われる人も、居るかも知れません。けど、僕は結婚しても音楽に対しては変わる事は無いです。進化あるのみです。いや、もっと良い物が声と歌に込められると思っています。…ファンの皆様に、より良い愛情と音楽を届けたい思いです。信じて下さい。…愛しています」
「今の心境は?」
「幸せです。彼女と回り逢えた事…彼女と、此処まで来れた事…彼女を生んで育てて頂いた御両親に感謝し…僕を生んで育ててくれた、両親に感謝しています。そして、傍で何時も見ていてくれて励ましてくれた、ジェジュン・ユチョン・会社の社長に、感謝しています」
「どんな、家庭を築きたいですか?」
「お互いが、お互いで居られる場所のような…」
「新婚旅行は…どちらに?」
「手を繋いで、歩けるところです」
「では、これで終わります」と、社長が…言った。
ざわめきの中…僕と社長は、退席をした。
この、記者会見はリアルタイムで…放送された。
マミは、会社で見ていたようだ。
「マミ、…ジュンスと一緒だね」と、同僚に言われ…
「えっ、…」
「だって、11月11日なんて」
「そぅ~、そうね」
「まぁ~、マミとジュンスが結婚するわけないもんね」と、…言われたらしい。
この時の、マミの心情は計り知れなかった。
心苦しかったのかも知れない。けど…これが、僕とマミが選択した…場面だった。
マミは、この日から…20日間の休暇に、入った。
to be continued
※注
私は、びっくりしました。
この小説を、書き始めた頃から新婚旅行は…バルセロナにと、思っていたのですが…
それが、コンサ―トの地になるなんて…嬉しいやら、嬉しいやら…(〃∇〃)