そんな思いを馳せながら…窓を見ていると…
「ジュンス、新婚旅行…行ける?」
「えっ、…どうして?」
「忙しいんじゃないの?」
「マミは?…忙しい?」
「私は、少し落ち着いたからいいけど…」
「社長が、僕達の方を先に決めるって…言われてる」
「ほんと…嬉しい」と、マミは急にはしゃいだ。
「何処が良い?」と、僕が尋ねると…
「そうね。…手を繋いで歩けるところ…」と、即答だった。
「えっ、――」…この時、マミの言葉に息を呑んだ。
「バルセロナ…って、どう?」
「スペイン?」
「うん」
「いいね。…そうしよう」
「11月11日に、結婚して…12日から…」
「マミ」
「何?」
「あの~、ジェジュンが…ね」
「うん、なに?」
「…旅行の最後に、ハワイで落ち合おうって…言うんだ」
「えっ、」
「嫌なら、断るから良いんだ。…だって、折角の新婚旅行なのに…」
「いいよ」と、…
「エ――――」
「だって、楽しいじゃない」
「あっ、あ~、…そうだね」
「その時、ジュンスの家族と私の家族も呼んで…」
「なんで、ジェジュンと同じ事言うの」
「どうしたの?…何か、言った?」
「いや…何でもない」
「楽しいな~」
マミの嬉しそうな顔を見た時、…僕は、思わず…
「マミ、今日此処に泊まって…明日、教会に予約しに行かないか?」と、言ってしまった。
「泊まるの?」と、マミは驚いたように…
「うん、…いけない?」
「それは…いいけど…ジュンス、明日仕事なんじゃ…ないの?」
「夕方からなんだ」
「あ~そう~、…だけど、部屋空いてる?」
「フロントに、聞いてみよう」…2人で、フロントに…
「はい、ご予約の方ですか?」と、聞かれ…
「いえ、あの~部屋…空いてます?」と、僕が聞くと…
「はい、お待ち下さい。…1部屋なら、空いています」
この言葉を聞いた時…僕の胸の中が、暴突き始めた。
to be continued
