最近のモモは、学校にもフリースクールにも行かず、ゲームやYouTubeで日々時間を使って過ごしています。


祖父には、自分で壊したのだからゲーム機は買い与えないよう口をすっぱくして伝えたつもりでしたが、モモの誕生日に買い与えられていました。


結局学校に顔を出したのは始業式のみ。


フリースクールは5月6月に10回以内程度は行けたようです。


口を開けば、

「麻雀の板を誕生日プレゼントに買ってくれ。」

「ワークをこれから毎日8ページやるから将棋の本を買ってくれ。」

「勉強を頑張るためにスマホとゲーム機をタイマーで開く箱にしまいたいからタイムロッキングコンテナを買ってくれ。」

と欲しいものを手に入れたい内容ばかり。


勉強への焦りや、何かを習得したいという理由があるのでしょう。


今までは、そういう要望には様子を見ると伝えて断ったり、私の意見を伝えて無理だとすぐ断ることばかりでしたが、今まで貯めていたお年玉を使ってならどうぞ買ってください、と本人の意思を尊重するようになりました。


断ることでこれ以上家の物が壊されて余計な出費がかかるのが嫌になってしまったのもありますが、お金に限りがあることにもうそろそろ気づいて欲しいのと、自分で選択することでそれがよかったか振り返りができるようになって欲しいという気持ちが大きいからです。




さて、進路について書きたいと思います。


先日、片道1時間ちょいかけて、モモと祖父と全寮制の高校見学に行ってきました。


※祖父に同行をお願いしたのは、万が一途中でモモが切れて運転中の私に暴力を振るったらと最悪のシナリオを想定し危険だと思ったからです。


田舎の山の中で、生活面から勉強や進路までサポートしてくれる学校です。


その他、私立の高校や通信制の学校のオープンキャンパスにも予約をしていました。


今まで進路について本人に聞くと、

「情報が分からないのに希望なんてできない。」

「別にどうでもいい。」

と言った感じで、取り寄せた資料や学校から配布された資料を置いても触ろうともしませんでした。


資料も見ないようだし、実際見に行ったり話を聞いた方がいいんじゃないかと投げかけると、「そうする。」と言ってくれたので予約することにしました。


当日まで、モモが行く気になるのか不安でしたが、私が不安になっても何も変わらないので、行けなかったら電話してキャンセルすれば良いだけだと気持ちを切り替えました。


実際に見学に行き、モモはここの高校に進学したいと思ったようです。


4月までその思いを持ち続けられるかはわかりませんが…


モモの要望で他の学校の説明会は全てキャンセルしました。


モモ曰く、

「この学校を気に入ったわけではないが、自分は通信で勉強できる自信もないし、変わるにはここしかないから」

だそうです。


私自信、モモの進路について考えると心配になるので、できるだけ考えないようにしていましたがモモの進路への希望と変わりたいという気持ちが見えてきたようで安心しました。


あとはお金の手続きを色々検討しなければいけません。


全寮制なので大学並みにお金がかかります。


姉の大学もあと1年半あります。


自分が看護学校に進学するために色々と踏んだステップを思い出して、また頑張らなければ。