鈴木誠也と菊池涼介の成長 | カープについて僕から以上(リモコンのブログ)

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赤ヘルファン大学生のブログです。2013年から50試合近く行ってます。
カープのことと日常の出来事が中心になる予定です。

苦しい打撃陣の中にも成長は感じます。

誠也はタイミングを取るのが本当に上手いです。始動からトップを作り、そこに間ができているので「探る」ことができています。球種やコースに対応する余裕があり、柔軟なバッティングができています。今年は実力が試されるシーズンでしたが、今では5、6番あたりで欠かせない存在になりつつあると思います。現在、低調な打線の中で数少ない好調な選手です。来年は大ブレークするのではないかと期待大です。

※「探る」…始動してから打ちにいくまでの球種やコースを判断する作業。

菊池もここにきてようやくセンターおよび右方向に良い打球が飛ぶようになってきました。今年は引っ張って強い打球を打つことを意識しすぎたのか、解けるのが早く、緩い変化球には崩され、速いストレートには差し込まれるという打撃を繰り返していました。それがあの内野フライとゴロの量産だったと思います。去年は崩されても左肩が解けずに残しながら強い打球を打つことができていました。また、右方向にかなり打てていたのもポイントでした。去年の広角に打つ打撃を徹底すれば、来年はまた率を残せると思います。秋季キャンプで頑張って修正してもらいたいですね。
今日の試合でも、満塁でしっかりボールを見極めて押し出しのフォアボールを選んでいました。打ちたい場面で冷静に状況判断をして、チームプレーに徹したところも成長だと思います。

今年は厳しいシーズンが続きますが、来年に向けての明るい材料もあると思います。