2022.05.22

愛犬が旅立った。

犬種はウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。

名前は蓮。

もともと実家で飼いはじめ、姉が嫁いでからは姉の家で暮らしてた。

私が一緒にいたのは16年のうち、数年。

でも姉の家には頻繁に行ってたから沢山思い出がある。

 

老犬と思えないほど元気いっぱいで、周りからは若く見られてた。

今年に入ってから、膵臓を壊したり痙攣が頻繁に起こるようになり、

病院通いが増えた。

それでも食欲はあったし、薬で発作も数か月に一度におさまってた。

今月の6日。16歳の誕生日もみんなでお祝いした。

『これからも長生きしてね!』って。

 

21日。

夕方に痙攣がおきたようで、姉から連絡があり姉の家へ。

明らかにいつもと様子が違うのですぐ病院へ。

向かう車の中、ここ数年はまともに吠えなくなっていたのに大きい声で吠えた。

呼吸が上手く出来なくて苦しいはずなのに、いっぱい吠えてた。

 

病院について一番に驚いたのは舌が真っ青だった。

蓮は『気管虚脱』という病気も患っていて治療していた。

その病気の症状が一気に悪化したらしい。

一刻を争うので呼吸を落ち着かせる注射を打ち、酸素室へ。

私と姉はそこで先生に、あとはどうなるか様子を見るしかない、と

覚悟はしてくださいと言われ病院に居座り続けることも出来ないので帰ることに。

一気に蓮の『死』を想像する事態にただ泣く事しか出来なかった。

姉は泣きながらも、蓮は大丈夫と祈っていた。

 

姉の家に着き少し話してから自分の家に帰宅。

帰宅して1時間もたたず、姉から着信、

『蓮だめだったって…今からお迎え行ってくる…』

私が一番最初に発した言葉は『は!?』だった。

だってたったの1時間しかたってない。

蓮が一人で逝ってしまった(先生がいたとはいえ)なんて。

理解できないまま姉の家に向かい帰りを待った。

皆が帰宅し、動かなくなった蓮を見てやっと、死んでしまったんだと実感する。

ただただ悲しくて、蓮が冷たく硬くなっていく事が辛くて、

でも寝てるようにしか見えないから何度も名前呼んで。

現実を受け入れられないながらも、しなくてはならないことについて話を3人で始めた。

このまま家に置いておきたい。

でもそういう訳にはいかない。

火葬をしてくれるところを探し、日にちを決めて、その日は帰宅。

 

23日。10時。

火葬場に行くのではなく、火葬炉を積んだ車で家まで来てくれる業者さんにお願いしたので、蓮が散歩でよく行ってた公園の駐車場でしてもらうことにした。

蓮の骨はしっかり残ってて真っ白だった。

 

 

姉は誰よりも蓮に愛情を持っていて、蓮も姉が大好きだった。

蓮がいなくなったことで姉が憔悴していて

そんな姉を見ているのが一番辛い。

出来る限りサポートをしていくつもりだけど、こんな姉を見るのは初めてでどうしたらいいかわからない。

 

沢山の愛情を蓮は受け取っていたはずだから、きっと姉といて幸せだった。

だから『あの時こうしていれば…』など思わないでほしい。

悲しくて悲しくて落ち込んでいい。

蓮の笑顔が大好きだったように、蓮も姉の笑顔が大好きだったから、

心から笑えるように出来ることをしていこうと思う。

 

蓮。

16年間ありがとう。

辛い病気と闘って偉かったね。

沢山の幸せをほんとにありがとう。

みんな蓮のこと大好きだよ。

 

23日撮った雲が蓮の横顔に似てた。