9月11日は会社を辞めた日。
長い生涯としてみたら余りにも早い脱サラだった
いや、もちろん同時多発テロ事件が起きた日でもあるんだけれども
人生の分岐点として僕はこの日を重く見ている。
この第一歩が無かったら出会えなかったもの、経験できなかった事がたくさんある。
もちろん犠牲にしたもの、失うものも同時にたくさんあった事だろう…
辞めて後悔する日がくることも覚悟のうえで辞めたわけだけれども
未だに後悔はなく、悔しいこと苦しいこと真っ黒なこと真っ白なこと
少しは経験しても突き詰めてみたいって気持ちがまだあって消えない。
進もうという意志があるって事は後悔するには程遠い感情のようだ。
そう考えていいよな？
当時なりたい自分を追いかけに飛び出したあれから、何年も経ってしまったけれども
今どのくらいその自分に追いついているのか。
そう考えてみたら全然なんだよな
追い越すくらいじゃないとダメなんだが、それどころか君はまだ遥か遠くに存在している。
姿が微かに見えるからまだ捨てたもんじゃないのかな。
見失っていないのであれば、また続けても良いんだよね？
どう思う？
あの日、会社を辞めた自分に問う。
「答えは、いつも今の自分が決めるもんだ。」と
言う返しを今ならするよな。
当時の自分は、きっと常に「あきらめないでくれ。」と答えるだろう。
そのために何が必要不可欠なのか。
飛び出してから歳月が過ぎれば過ぎるほど向き合わなければならない現実に気づく。
なりたい自分は、遠くの方でそれを掴んでいる。
追いつかなきゃ。
一緒に走ってくれないか？
そんな気持でも少し楽にコーヒーでも飲みながら空でも眺めてみようか。
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