みなさまこんにちは、こんばんは。
山本算数教室の山本です。
今回もこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
火曜日の真面目記事です。
学校の先生をしていたり、塾の先生をしている人を根拠もなく
「あの人は勉強が好きなんだろうな〜」
と思うことはないでしょうか?
実際、勉強と関わる仕事を選択している人たちなので、勉強好きな人が多いとは思います。
それに、勉強の楽しさを伝えるのが先生の大きな役目でもあるので、伝える側の本人も好きであってくれないと、それを果たすのは難しいのではないかとも思います。
私も、これまで何度も「なんで勉強が好きなんですか?」などと、もはや勉強が好きな前提で話が進んでいる体験をしたことがあります。
しかし、告白します。
私は勉強が嫌いです。
あれ?!こんなことを言っちゃって大丈夫??
なんて自分でも思っていますが、続けます。
だって、勉強するぐらいなら、好きなスポーツをしたり、読書やゲームをしたり、ダラダラしたりする方が、単純に楽だし楽しくないですか?
じっと机に向かってガリガリ計算練習をしたり、難しい問題と睨めっこしながらウンウン頭を抱えるより、上記のような他のことをしていた方がよっぽど楽しいと感じますが、どうですか?
おそらく多くの人(特に子ども)は共感してくれるのではないかと勝手に思っています。
私は勉強が嫌いです。
でも、できなかったことができるようになることは好きです。
勉強という行為自体は好きではありません。
しかし、その先にある成長…
「なんかわかるようになってきたかも!」
「前より簡単に感じるかも!」
「これってこういうことだったのか!」
こういった感覚を覚えることは、非常に楽しいと感じるし、とても好きです。
悩みに悩んで、やっと問題が解けたときの気持ち良さや達成感もたまりません。
勉強が嫌い、つまらない!という人は、ここまでを含めずあくまで「勉強という行為そのもの」だけに目が向いているではないかと思います。
それならば、私も勉強は嫌いです。
勉強が好き、楽しい!という人は、意識していなくとも、その後の自己成長まで含めて「勉強が好き」と感じているのではないかと思います。
それならば、私も勉強は好きです。
「勉強」という言葉を、その先の成長もセットで考えているか、そもそもその視点を持っているか…
その時点で、大きな差ができているように思います。
教育には、「成長に喜びを感じてほしい」「成長を楽しんでほしい」という願いが根っこにあるのではないかと思います。
勉強はあくまでその手段の1つ。
でも、勉強が好きになってほしい・好きになりたいと思うばかりに「行為そのもの」だけを見ているケースが多い気がしています。
○時間勉強したから頑張った!
毎日机に向かってえらい!
それだけでは、「つまんないけど、やらないといけないからやるか…」という感情が育まれてしまいます。
どんなに褒めたり、ご褒美をぶら下げたとしても、行為そのものを好きにさせるのは、相当難しいと思います。
勉強することが目的の勉強は面白くないからです。
勉強が好きになってほしいのであれば、勉強の先にある成長に関心を向け、こんなことができるようになるんだよ!とその先を明確にしてあげたり、できるようになったことを一緒に楽しんであげるのが良いです。
また自分が勉強するときも、先の成長まで見据えて取り組んでいるかどうかで大きく違います。
手段はなんでもいいです。
成長が目的であれば、もう少し楽しく、もう少し頑張れるはずです。
勉強が嫌いな私がそうですから、皆さんはもっとそうなはず!
勉強は、できなかったことをできるようにするためにやる。
自分が成長するためにやる。
その勉強をすることで、どんな自分になりたいか想像する。
勉強が目的の勉強はすぐにやめ、なりたい自分に向かうための勉強を。
そんな勉強を、これからも支えていければと思っています。
今回はこれで以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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