みなさまこんにちは、こんばんは。
山本算数教室の山本です。
今回もこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
火曜日の真面目記事です。
今回は「教材」について、綴りたいと思います。
子どもの頃は遊ぶことが大事!そこで得た体験・経験が何よりも勉強!
昆虫や植物などの自然の全てや、車や電車、人間関係…身の回りの全てが教材!
…という話は一旦置いておいて、今回は「勉強に使う道具」をテーマにお話ししたいと思います。
何かの学習を始めようとしたとき、どんな教材がオススメかを、身近な人にきいたりインターネットで調べたりする方が多いと思います。
その際、学習で成果を出している人や、頭がいいと感じている人からの意見は、相当な信頼感ありますよね。
また、未就学や小学校低学年ごろは、世に溢れている「これをやると賢い子になる!」などの謳い文句の知育玩具や教材などを色々試してみる方も多いと思います。
参考書や問題集、知育系の教材・玩具には、かなりの種類があるため、自分で1から選ぶのはなかなか難しいです。
そのため、知人のオススメだったり、ネットで評判だったりする教材を試してみるのは、選び方の1つとして、私もアリだと思っています。
しかし、学習をするにあたり「どんな教材を使うのか」は最優先事項ではありません。
「どんな教材を使うのか」ではなく、「どのように教材を使うのか」が大切です。
頭のいい人が幼い頃に夢中になっていた知育玩具…
これを使えばみんながその人のようになれるわけではありません。
勉強ができる人が使っていた教材…
これを使えばみんながその人のように勉強ができるようになるわけではありません。
教材には、その人に合う合わないがあるのは言うまでもないですし、その人に最も効果を発揮する使い方があります。
教材はあくまで学習を補助するものであり、それをただ使うだけで頭が良くなる魔法の道具ではありません。
「家に同じようなものや教材があるから、学校や塾で取り組む時間は無駄。」
そんな意見を耳にすることがあります。
では、教材が販売されている塾には通わず、その塾で使用している教材を購入して家で学習すれば、通塾しているのと同じような学習効果を得られるか…
というと、そうではないのは明らかです。
どちらが効果が高いか、という話ではなく、家で取り組むのと塾で取り組むのとでは環境の違いなどの要因により、取り組み方にどうしても違いが出るため、学習効果にも違いが出る、ということです。
家で取り組んで、満足のいく効果が得られるなら、おそらくそれが1番だと思っています。
ですが、家ではなかなか粘り強く取り組めなかったり、1人だと継続できなかったり、効果的な活用法が見えないことが多いです。
じゃあ塾に通えばいいのかというと、そう簡単でもありません。
塾では、自分の理解度と授業の進行度に差が出たり、勉強した気にだけなってしまうなどといった側面もあります。
このように、特に小学校高学年以降の学習をイメージすると、「何を使って学習するか」よりも、「どのように学習するか」が大事なことはイメージしやすいと思います。
しかし私の肌感覚では、未就学や小学校低学年ごろの学習は、「何を使うか」がかなり重視されている傾向にあると感じています。
その時期だけに限った話ではありませんが、特にその頃の学習については、「考えること」や「できなかったことができるようになること」に喜びや楽しさを感じられることが最優先です。
何を使うかについても、軽視してもいいと言うことではありませんが、勉強の楽しさが感じられるのであれば何を使っても良いと思っています。
選び方は、楽しそう!これならやれそう!といった、フィーリング重視でいいと思っています。
「どのように使うかをイメージできるもの」が、そのときのその人にとって、最も良い教材です。
さらに、やってみたい!という前向きな気持ちも加われば無敵です。
その人その人にあった教材を。
そして、その教材の良さを存分に活かした時間を。
当教室は様々な教材を活用しながら、考える楽しさを伝え、考える力を伸ばせる場でありたいと思っています。
今回はこれで以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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