「やめろ土方ァッ!!」
室内に総悟の大きな怒号が響き渡った。
それはそうだ
土方が無理矢理彼を押し倒して
いるのだから。
深い夜。もう屯所内のみんなは
寝静まっているだろう。
そんな中いきなり
総悟の部屋におしかけ
そしていきなり押し倒してきたのだ。
「土方!! 土方ッ!! おいっ!!」
「……ツバ……」
「え……!? ちょっ……おい!!」
「ミ……ツ、バ……」
ポタリと総悟の頬に
透明な雫が落ちてきた。
恐る恐る総悟が土方を見れば
彼は真っ黒で虚ろな瞳をしている。
その瞳からは大量の涙が
溢れているようだ。
「ひ……じ、か……」
「ミツバ……悪かった……
ミツバ……ミツバ……」
「ふ……ざけんなよ!!
俺ァ姉上じゃねぇ!!しっかりしろよ!!」
「みつ……ば…… ミ……ツば……」
「ひじかっ……ひっ…!!」
着物の間から土方の手が侵入して
総悟の体をゆっくりと触り始めた。
恐怖に総悟は顔を引きつらせ
ひくりと喉を鳴らした。
目の前の男は自分を見ていないのだ。
「ひっ……土方っ……
しっかり、しろよ……っ」
「みつば……ごめんな……ミツバ……」
「やめろよ……っ!!
やめて、くれ……っ!! んぁっ……」
土方の指が総悟の胸の頂を掠め
ピクッと総悟の体が跳ねた。
それを合図にしたかのように
土方からの愛撫が激しくなっていく。
ギュウッと総悟は目を瞑った。
「ひっ、ぃっ……あっ、ゃ、ぁぁっ……」
「ミツバ……?? 感じてんのか……??」
「姉上じゃ、ねェッ……
んぅっ… ぁぁんっ……」
「すんげぇ気持ちよく
してやっから……ミツバ」
「ひぅぅぅ…っ」
ポロポロと総悟の瞳からも涙が溢れた。
それを見た土方は我に返る……
こともなく、それを快感からの
涙だと錯覚したようだ。
「そうか……そんなに気持ちいいのか??
ミツバ……」
「やだ……やめて、くだせェ……
土方、さ……っ」
「ひじかたさん……か。十四郎さんって……
呼んでくれねぇのか……??」
「だから……っ、俺は……ぁんっ!!」
不意に土方の手が総悟の下半身に
触れ、総悟は甘ったるい声を上げた。
クニクニと刺激を与え始める土方。
その瞳はやはり暗い。
「感じて……ミツバ。もっと……
もっと、感じて……」
「ふぁっ、ぁぁっン……
だ、からっ…ぁんっ……」
「ミツバ……ごめんな……ミツバ……」
「もっ……やめ、て……お願い……
っひぁ、ぁ、ァァッ……」
「ミツバ……」
ゆるゆると勃ち上がってくる総悟の
自身が、その下半身の服を押し上げた。
抵抗を押さえつけられ
総悟は涙を流すことしかできない。
ピクピクッとその体ははね続ける。
「ミツバ……可愛いぜ……」
「ぁっ、ぁぁ、ん……ぅ
んぁっ、ァ、ぁん……っ」
「俺のこと恨んでるか……??
なぁミツバ……」
「ひぁっ、ぁっ、も、ゃ、だぁっ……
や、めて……ッ」
「ミツバ……」
ﾋｯｸ、ﾋｯｸと総悟は
嗚咽を漏らし始めた。
相も変わらずに真っ暗な
土方の瞳を見て
総悟はさらに涙を流し始める。
「らんで、んか……っ」
「え……??」
「恨んでなんかっ、ねぇっ……!!」
真っ赤な顔をして
顔を涙で濡らしながらも
総悟は土方を睨みつけた。
土方の瞳が見開かれ
その瞳にうすぼんやりと
光が灯り始める。
「姉上はっ……大好きだったって……ッ」
「…………」
「俺たちのこと……っ
オメーのことっ、大好きだったって……
言ってたんでさァ……!!」
「………そ」
「だからっ……姉上はッ
オメーのこと
恨んでなんかいねぇ……!!」
その言葉に
土方の瞳に完全に光が灯った。
瞬間、我に返ったようだ。
己のしていることにも
気がついたようで
顔を苦痛に歪めた。
そして自分が押し倒してしまった
総悟を起こし
ギュウッとその身を抱きしめる。
「ッ総悟……!!」
「っひじ、か……たさっ……」
「ごめんな……ごめんな、総悟……!!
ごめんな……!!」
「ッバカ土方ァァ……っ!!」
ひとりの女性を思い
二人は抱き合いながら
一晩中泣きつくした。
銀魂実写がですね(今頃)
複雑な気分ですw
YouTubeに
実写化ミツバ編公式でupされてるの
知ってますか?
ﾌﾑ(( ˘ω ˘ *))ﾌﾑ
あ、とっくに知ってる?
あ、そうですか((´∀｀))ヶラx2
それをね見たんですよ
ミツバめっちゃ似てたけど
土方は誰コレどなた様ですか
って感じだったですw
ミツバ編みてね改めて
総悟とミツバ似てるからね
面影重ねちゃったり
ってないかなって思って
今回は
鬼畜じゃないです
シリアスです