今回は日東化学から1984年に発売されたガッパのリモコン歩行のプラモデルを紹介します


怪獣ブームに乗って日活も大巨獣ガッパを制作、公開をしました。

日本に連れて行かれた子供を取り戻す為に夫婦のガッパが熱海に上陸しました。最後は子供を返され親子で飛び去り故郷の島に帰って行きました


後ろ姿です。ガッパの特徴を掴みつつ鋭利な部分を緩くして子供が遊ぶ際の安全面を考慮した造りに成っています

元々はガメラやギャオスと同様にリモコン歩行のプラモデルとして発売されましたが70年代に強力ゼンマイの歩行に改修されましたが再びリモコン歩行に直され発売されました。リモコンボックスは戦車のリモコンが転用されていますが成型色が濃い目の青の他にクリーム色の物も少数ながら有ったようです

後に平成ガメラの公開された頃に有井製作所から再販がされましたが各部が改修され組み立てやすく成っていました



背中の翼は接着、固定に成っていましたが私は少々手を加え付け根の部分をラジコンのネジやナットを使い動くようにして有ります

ちなみにガッパとギャオスは胴体からシャフトが伸びてその先に脚が付くように成っていますが歩行の安定性を重視した為のようです

プロポーション的には少々妙な感じですがガメラは体型に救われ違和感は少な目でした

腕はやはり輪ゴムで左右を引っ張り歩く際に揺れるように成っていますゼンマイ歩行の物に比べると余り揺れません

ガッパはガメラやギャオスと比べるとかなり大きめでカラーボックスには入りませんでした

成型色を残すようにして塗装は少しだけにしていました