今回は第2期怪獣ブームの頃に日東科学が「日東のウルトラ怪獣」の1体として発売をしたバルゴンのソフビを紹介します
150503_0002~01.jpgニューギニアから持ち込まれた大きなオパールに似た卵に赤外線が誤って照射され誕生した変異体で急成長をしました

背中から虹のような破壊光線を発射、長く伸びる舌の先端からは冷凍液を噴射をしてあらゆる物を凍らせますが水に弱く皮膚が溶け出し紫色の体液が流れ出します

ガメラと戦い一度は倒しましたが復活したガメラに琵琶湖に引きずり困れて最後を遂げました

大人向けの内容を目指した作品でしたが子供に不評で興行的には上手く行かず次回作からは子供の為に徹した楽しめる内容に路線が決められ高度成長期が生んだ現代のおとぎ話と言える良質なシリーズになりました
150503_0002~02.jpg後ろ姿です。ゼンマイ歩行のバルゴンのプラモデルを参考にした造形で顔が全体的に短く印象がかなり違っていますが妙な説得力が在ってバルゴンと分かります
KC3S0020.jpg復刻版のガメラと組み合わせてみました

バルゴンもガメラと同様に2本足だけで無く4本足の常態でも楽しめる物に成っていて遊びの幅が拡がり良い仕様に成っていると思います