昨日の3月11日は震災から三年目の日でした

改めて亡くなった多くの犠牲者の皆様の御冥福を祈ります

あの日、悪夢のような事態を中継で見て私も絶句していました

まさかあのような被害が出る巨大地震と巨大津波、更に原発事故と信じがたい位の大災害でした

その時に実際に有った事なのですが当時、私の住む飛騨高山の市会議員の方が余りの惨状を中継を見て知り議会での決定を待っていては遅いと早速、自費で食料品、飲料水、医薬品を大量に買ってレンタカーでトラックを借り物資を満載して自分で運転をして被災地へ向かいました

しかし被災地へ着くと現地の役人から「国や県の行政がまだ動いて無いのに勝手な事をするな!」と追い返されたそうです

彼は損得抜きで純粋に被災者を少しでも助けたい善意での行動でしたが現地の役人は違う地域の市会議員が個人で支援物資を運んで来た事が気に入らなかったようです

彼は仕方無く引き返しましたが行政の縄張り意識やプライドの問題で追い返えすのは余りにも酷いと思います

おそらく他にも同様な事が有ったのでは無いかと思いますが支援の遅れは行政と役人と企業の損得勘定が大きく働いた結果だとしたら悲しい事ですよね