昔の映画が好きな私は手持ちの映画も行き着く所まで行き着いて1895年にフランスのリュミエール兄弟が製作・公開した作品も海外より入手しています。古い映画の場合は資料が案外少なく現在まで伝わって無い話も結構有るようです。その為に古い映画の専門書を探す事も有ります。今回は古い映画の専門書を紹介します今日も映画日和り(ガラクタパラダイス出張版)-110404_2021~01.jpg白水社から1950年に発売された飯島正氏の著書で1895~1950年の作品をまとめたフランス映画史と翌1951年に同社より発売されたアメリカ映画を1896~1950年の作品をまとめた双葉十三郎氏の著書のアメリカ映画史です
今日も映画日和り(ガラクタパラダイス出張版)-110404_2025~01.jpg活版印刷の綺麗な印刷の写真も素晴らしい物が多数掲載も有りどちらの本も現在の本には掲載の無い話も多数有り興味深い内容です。近年発売された資料本と比べて他の資料と比べて検証をして楽しんでいます
今日も映画日和り(ガラクタパラダイス出張版)-110404_2026~01.jpg最初に10月に発行して12月には既に第3版が発行されていますが当時の240円は結構高額です。それでも売れ行きが良かった分けですから60年前も現在もマニアの気質は変わらないのかもしれませんね。この本は両方共に長野県の松本市に出張した時に松本城から少し離れたナワテ横丁の古書店で2冊まとめて四千円で購入しました。先人達の思いの隠った本ですから案外この値段は安価だったのかもしれませんね