<パリ郊外騒乱>パリ以外にも拡大 収拾のめど立たず
【パリ福井聡】北アフリカ系を中心とする移民が集中して住むパリ北郊の団地で移民系の若者が繰り広げている大規模暴動は5日未明までに、フランスの他の都市郊外にも広がり、4日夜炎上した車は計754台、逮捕者は203人と1夜で過去最大規模に達した。ドビルパン首相と与党・国民運動連合党首で治安トップのサルコジ内相は4日夜緊急会談を行ったが事態は泥沼化。収拾のめどは立っていない。
パリ北郊の暴動は4日夜、規模が拡大し、機動隊数百人が展開する中、ある地域では地下駐車場の車数十台が放火され、住民数百人が一時避難する騒ぎとなった。繊維工場倉庫2棟と車会社のショールームなども燃やされた。若者らは放火後に逃げ去っているため、機動隊との直接衝突は少なかったという。
また同様の暴動は、小規模だが南部のトゥールーズ、ニース、北部リール、北西部レンヌなどでも発生。仏では50年代から移民受け入れ策の一環として主要都市近郊に事実上移民用となる大規模団地を建てており、パリの暴動が各地に飛び火した形となっている。
内相は首相との会談後の4日深夜、パリ西部警察指令センターに突然現れ、警察幹部らに「逮捕こそがカギだ。組織化している中心人物を洗え」と改めて命じたため、暴徒の逮捕者が増えた。
暴動は先月27日、パリ北郊で、警察の職務質問を受けて変電所中に逃げ込んだ移民系少年2人が誤って感電死して以来、1週間以上続いている。
(毎日新聞) - 11月5日19時38分更新
暴動沈静化せず、政府に危機感-仏パリ西郊の駐車場で炎上する車の消火作業に当たる消防隊員。フランス各地への広がりを見せている暴動は衰えを見せず、警察によると、仏全土で車両計754台が放火され、発生以来最大の被害となった(5日)(AFP=時事)19時48分更新
パリ郊外の暴動が国内各地に飛び火=警察当局
[エピネー・シュル・セーヌ(フランス) 5日 ロイター] 若者らによる暴動が続いているフランスのパリ郊外で、再びビルや車への放火が発生し、暴動は少なくとも国内の3都市に飛び火している。
警察によると、車の放火はパリ近郊よりも遠隔地で多く発生している。
警察当局はロイターに対し、「パリ周辺の状態は昨晩と変わらないようにみられるが、暴動は各地に飛び火している」と語った。
暴動を起こしている若者の多くは、北アフリカ系のイスラム教徒ら。失業率の高さなどに対する不満が暴動の一因となっている。
車の放火は、ストラスブール、レンヌ、トゥールーズなどでも発生している。
(ロイター) - 11月5日15時45分更新
パリ郊外の暴動が国内各地に飛び火=警察当局
11月5日、若者らによる暴動が続いているフランスのパリ郊外で、再びビルや車への放火が発生し、暴動は少なくとも国内の3都市に飛び火している。写真は3日、放火された車
(2005年 ロイター/Franck Prevel)(ロイター)15時45分更新
パリ郊外の暴動、凶悪化の様相
パリ郊外のオルネースボワで襲撃を受けて炎上、煙を上げる倉庫。パリ郊外で8日間続いている暴動は4日も沈静化せず、10月27日以降、パリ市とその周辺だけで約1200台の車両が放火された
(4日)(AFP=時事)09時45分更新
仏暴動、全国に飛び火 移住者の不満爆発か
【パリ5日共同】パリ郊外で続く若者らの暴動は4日夜から5日朝にかけて、東部ストラスブールや南部トゥールーズなど全国各地に飛び火、フランス公共ラジオが伝えた検察当局の集計によると、全国で約900台の車両が放火され、203人が摘発された。公共施設への投石、商店の店員などへの暴行も起きている。
アフリカなどからの移住者やその子弟が暴動に参加しているとみられ、高失業率や貧困への強い不満が爆発した形だ。
車両放火の約7割はパリを中心とするイル・ド・フランス地域で発生。パリ近郊ベルサイユに県庁があるイブリーヌ県の幼稚園で火災があったほか、パリ南西のクラマールでガソリン入りの瓶を手にした10歳の子供が警察に補導された。
暴動が終息する兆しはみられず、観光産業への影響を懸念する声も出始めた。フランス公共ラジオによると、暴動被害は観光地には及んでいないが、長期化すれば打撃を与えかねない状況。
(共同通信) - 11月5日21時26分更新
5日、パリ郊外サンドニの高速道路で警戒する警察官(AP=共同)
インドネシア政府、5人目の鳥インフルエンザによる死者を確認
[ジャカルタ 5日 ロイター] インドネシア保健省は5日、10月に死亡したインドネシア人女性が鳥インフルエンザに感染していたことが判明した、と発表した。これにより、同国の鳥インフルエンザによる死者は5人となった。
保健省高官はロイターに対し、死亡した女性のおいにも鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを明らかにした。少年はジャカルタ市内の病院で治療を受けているという。少年の感染が明らかになったことで、国内の鳥インフルエンザの感染者は9人となった。検査は香港の研究施設で実施された。
同高官は、死亡した女性と少年はジャカルタ市の南西約40キロにあるタンゲランで同居していたが、だからといって鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトへ感染する型に変異したとは言えない、と語った。
さらに、「ウイルスの変異は確認できない。2人が住んでいた家には鶏の死骸があり、両名とも病気になった」と述べた上で、引き続きこの件については調査中であるとも語った。当局は香港の研究施設からの結果を待っており、それにより感染経路が明らかになる可能性がある、という。
(ロイター) - 11月5日20時0分更新
インドネシア政府、5人目の鳥インフルエンザによる死者を確認
11月5日、インドネシア政府は、5人目の鳥インフルエンザによる死者を確認した。写真は9月、鶏にワク
チンを打つ政府関係者(2005年 ロイター/Crack Palinggi)(ロイター)20時00分更新