石油元売り各社がカード会社と提携して発行するクレジットカードの加入者が増えている。ポイント還元などより、ガソリン価格を直接割り引くサービスが、価格高騰で節約意識が高まる利用者に歓迎されているためだ。新規会員向けに割引率を上げるケースも目立っており、囲い込みに向けた競争が激化している。
出光興産の「まいどプラス」は、今年8月末の発行枚数が179万枚と、前年同月比22%増。エクソンモービルの「シナジーカード」も3月末時点で119万枚と、昨年9月比で27%増えた。
値引き額は、ガソリン(ハイオク・レギュラー)と軽油が1リットル当たり2円、灯油は同1円というケースが多い。還元方法は請求時のキャッシュバックが一般的。新規入会向けサービスでは、期間や給油量限定ながら、1リットル当たり12円を割り引く社もある。
最大手の新日本石油は、これまでポイント還元方式を採用してきたが「ENEOSカード」の発行枚数が減少するなど苦戦。「直接値引きにメリットを感じる利用者が多い」(広報部)と判断、10月から値引き方式に追随する。太陽石油はポイント還元方式を続ける。
10月には各社がガソリン卸値を値上げする方向のため店頭小売価格も高値水準が続くと見られ、カード加入者増は続きそうだ。ただ、ガソリンは競争激化で利幅が薄くなっており、値引きサービスによる負担は重い。各社は囲い込みで販売量を確保するとともに、オイルなど付加価値の高い製品やサービス販売に力を入れ、生き残りを図る方針だ。【増田博樹】
最終更新:9月27日9時59分 毎日新聞
値上がりしていた時(今もかな)ガソリンの値段を見てビックリしたことがありますが、とにかく高いですね。
このニュースは、販売店の話ですがこんな所にも影響があるということでしょうか。それにしても競争は激化しているみたいですね。