大きな町のような


遊園地のような


中国のような


ヨーロッパのような


お城に


しっかり者の女の子と


少し気の弱い男の子と


食べて寝てばかりいる犬が


仲良く暮らしていた




ある日


隣の町から


四角い頭の男の子がやって来て


一緒に暮らしたいと言ったので


受け入れた


四角い頭の男の子は


おやつを独り占めにした


それから


いろいろなものを


独り占めにした




二人の子供と犬は


四角い頭の男の子を


ピクニックにさそい


恐竜のいる湖に


突き落とした




四角い頭の男の子は


恐竜を手なずけ


復讐に来た




女の子は腕力で戦い


男の子は科学技術で戦った


恐竜は脇腹を負傷するが


まだまだ戦える


そこへ


犬が出てきて


「四角いヘンなアタマの欲張り野郎


 独りぼっちの嫌われ者のバカちん!」


悪口を言い続けた




四角い頭の男の子は心がポキッと折れた


戦う気力を失い


さみしく去って行った




恐竜はお城の仲間となり


みんなで楽しく暮らした


それから


二人の子供は食べて寝るだけの犬を


前よりも大切にするようになった




☆☆☆☆☆




「おかーさん、西松屋にこのブロックあったよ、


 買いに行こうよ、明日の朝行くんだよ!」




近所のキッズルーム


二人で作った


幅1メートルちかくあるオブジェと


お話