呟きだけにとどまりそうになかったので、久しぶりに書いてみようと思う。
僕は子供の頃、これといって得意なこともなく、
楽しみなこともなく、
ただ毎日、ゲームばっかりしてるようなヤツでした。
学校から帰ってきたらすぐゲーム。
あれこれ構わずすぐゲーム。
おかげで
ゲームをやり始めるようになったらすぐに視力が落ちました。
しかし
13歳の時に吉井さんと出会って
「吉井さんがいれば他には何にもいらないんじゃないか?」
とまで思うようになったんです。
ゲームも、
読書も、
数少ない趣味だった石集めとかも、
気がづけばそういうものを全部投げうって
吉井さんに全身全霊の愛を傾けていたんですよ。
吉井さんが良いって言うものに関しては全部取り入れたかったし、
吉井さんが好きだっていう曲はほとんど漏れなく聴いた。
おこがましいけど
吉井さんに少しでも近づきたくて。
カッコ良くなろうと思って頑張って痩せたし、
ワックスなんて気取ってつけるようになったし、
服装にだって気を使うようになったのです。
人生をかけてこの人を追って行こうと。
この人の近くで将来働けるようになろうと。
そこまで思うことが出来る人に、
僕は初めて出会うことができて
本当に、心底嬉しかった。
ところが
何だろう。最近の彼の状態は。
何様だと言われるやも知れない。
だけど、辛いから言わせてもらう。
いまの彼は
昔と同じ吉井和哉なのだろうか。
いい意味で人間離れしていて、
神様みたいに崇めたて祀りたくなるような男だった昔の吉井和哉と、本当に同一人物なのか。
悪いけど
今の吉井さんにはそこまで自分の人生をかける必要がないのではないかとすら感じています。
自分のやったことに責任のなに一つ取らない。
ファンを大事にしない。
表に顔を出さない。
そして1番ショックなのは、
曲が出てこないこと。
こんな彼のどこに魅力があるのか。
美しく表向きだけを着飾っていたら、
それで満足なんだろうか。
だったらそういうファンだけを大事にすればいい。
そう言って欲しい。
吉井さんの真の素晴らしさが分からないような、
そんじょそこらのアイドルにたむろしてるようなにわかファンと仲良しこよししてれば良い。
ライブさえやればいいと思っているようなヤツらに乗っかるなら、過去の財産を食いつぶしてゆけばいい。
確かに吉井さんはかっこいい。
だけど、それはあくまで才能ありきだ。
僕はまだ吉井さんのことが死ぬほど苦しくなるほど好きだけど、
それでも
「今の」彼にかける思いは
昔と比べると大したことがないように思える。
いま、吉井さんが好きだと言い切れるのは、
過去の輝かしい
本当に国宝みたいな楽曲たちのおかげだ。
「スランプ」と彼は頑なに言わない。
けれども感じ取れる。
彼にいま歌うべきことなどないのだろう。
だからここまで時間がかかるじゃないだろうか。
最近、久しぶりにゲームをやってみた。
これがたいへん面白くて
気がづけばゲーム機に触っている。
なんだか恐ろしいなと感じ始めている。
吉井さんのために使おうと思って貯めておいたお金がある。
吉井さんがいればやらなくても良いと思って買わなかったポケモンのソフト…、買ってみようか。
リズム天国の最新作、買わなくていいと思ってたけどやっぱり買おうか。
そんなことをつらつらと考えてしまっている。
先日、リズム天国のサントラを借りてきた。
最近、そればかり聴いている気がする。
そしてたまに、
吉井さんの曲を聴かない日があるけど
それでもあまり気にならない気がしてきた。
僕が音楽を聴いているのは
吉井さんがいるからだ。
吉井さんが好きだからだ。
もし吉井さんを嫌いになるような日があれば
僕はもう、絶対に音楽を聴かない。
「別に吉井さんは嫌いじゃない」とか
「聴いてても別にイイけど」とか
そんな中途半端な思いは抱きたくない。
高校受験の時、
苦しくて逃げ出したくなった時、
それでも、吉井さんの曲を聴いて困難に乗り切ろうとしていた。
そんな矢先に流れた報道が
眞鍋かをりとの熱愛だった。
僕は吉井さんの曲を聴けなかった。
なんだか一気に気が抜けてしまった。
そのせいだと言うつもりは毛頭ないが
心の頼りがなくなってしまったのは事実だ。
そしていま。
僕が、最後の関所を超える時が近づいてきた。
どうか、今度こそ心の頼りになってはくれないだろうか。
新しい曲で、励ましてはくれないだろうか。
かと言って、「誰かのため」の曲は作って欲しくない。
「僕のため」の曲は作って欲しくない。
お願いだから
「吉井さん自身の心に響くいつもの」曲がいい。
その曲を聴いて
「あぁ、それでいてどうして自分のことをこんなに分かってくれてるんだろう…」と思えることこそが、吉井さんを好きでいる一番の誇りなのだから。
僕はかけてみようと思う。
ゲームなんかはやっぱり投げ捨ててしまおう。
いや、ゲームだけじゃない。
吉井さんの代わりになるようなものを模索するのはやめておこう。
今はしなくても良いことだ。
もしやりたい気持ちがずっと続くようでも
大学入学まで、置いておこう。
そのときまで熱意が続いていれば
そのとき好きなだけやればよい。
入学できるまでの間
吉井さんの曲を聴いて
しっかり勉強する。
「今の」吉井さんをも愛せるように
今日から努力していく。
「今の」吉井さんが新しい曲を作り出すのを、
新しい心の支えを出してくれるのを待とう。
お願いだから
これ以上冷めさせないでほしい。
こういうファンは
きっと僕1人じゃないはずだ。
こうやって、苦しんでいるファンは必ずいるのだ。
新しい気の紛らわせ方を見つけてみたら
いつの間にか、そちらに流れて行きそうになっているファンが。
それを
もっと恐ろしいことだと考えてくれ。
吉井さん。