逢えない日々

お泊りから数カ月…逢えない日々が続いて…

それでもメールや電話は欠かさずしてくれる優。
寂しい想いはさせたくないっていつも言ってくれる。
でも…たまには逢いたいなと言ったら、今度ゆっくり逢おうと言われた。


今日は約束の日で…優のお家でデート…優のお家ならゆっくりできるもんね?

♪ピーンポーン♪
「あっ、いらっしゃい美紀姉。」
「こんにちは、瑠璃ちゃん。」
「美紀姉、上がって」
「ありがとう」

「お兄ちゃん部屋にいるよぉ」

「うん…ありがとう」


2階に上がり優の部屋に入る。

「優~入るね?」
あれ?反応なし?

「優?」
ドアを開けると優は机に伏せて寝ていた。


「もう…優ったら、風邪ひいちゃうよ。」
私は優に毛布を掛けた。


卒研やバイトで忙しいんだね。
ゴメンね?わがまま言っちゃって…。


数時間程経って

「うーん…ふぁーっ…よく寝た…」と伸びをした優。

「おはよ…優。」

「えっ?美紀いつから…?ってか今何時?」

「今は2時半だよ…」
「マジ?起こしてくれりゃいいのに…」

「だって気持ち良さそうだったから…」
「ごめんな?美紀」

「気にしないで?私のほうこそゴメンね?疲れてるのに…」

「いや…俺も逢いたかったし。」
「フフッ。寝顔、可愛かったよ。」

「可愛いとかゆうなって…」
ちょっと拗ねた優。可愛いなぁ…(笑)
クスッ。照れちゃってる。




それからいろんな事を話して、私達は肌を重ね合わせた。

逢えなかった分、これからまた逢えない分を補うように…。


「じゃ…優。私、帰るね?」
「あぁ…ごめんな。寝ちゃっててさ…」
「ううん…頑張ってね、優」

「うん…。じゃ…、また…な?」




それから私は優に逢いたい気持ちを抑えた。

今、逢いたいなんてわがままを言えるわけない…。
逢えなくたって優への気持ちは変わらないから。優だって同じだよね?気持ち変わらないよね?