お泊り

冬休みに入り、1月の4、5日にお泊りすることになった。


♪~♪~
優からメール。

“着いたけど支度できた?”

やばぁい…早く行かなきゃ

「行ってきます」

「行ってらっしゃい。ご迷惑かけちゃダメよ!」


「はぁい」



玄関を出て優のもとへと小走りになる。

「優、お待たせ」

「ん。荷物持つよ。」

「ありがとう。」


車に乗り、優のお家へと向かう。


「あのね、クッキー焼いたんだぁ。」

「わざわざ作んなくても…」

「だって手ぶらってわけにはいかないでしょ?」

「そんなに気ぃ使わなくても…」

「私がそうしたかったのぉ」

「そか…サンキューな?」


「ううん…」



数十分経って、優の家についた。

はぁ…なんかドキドキする。

「ただいま~」

「美紀姉いらっしゃ~い」
出てきたのは瑠璃ちゃんだった。

「瑠璃ちゃん…久しぶり~」
「クリスマスぶりですねぇ」

「はっ?なんだよそれっ…聞いてねぇぞ?」

「女同士の事言う必要ないじゃん…。クリスマスに彼女ほっとくようなお兄ちゃんには…」
そう…私と瑠璃ちゃんは優に内緒でよく遊びに行ったりしていた。

「生意気だなぁ…」

2人の言い合いはなんだかほほえましい。
「こら…2人とも…何やってんの!美紀ちゃん中に入って」

「はい。お邪魔します。あっ…これ昨日焼いたんですけど…」

「あら…ありがとう美紀ちゃん。自分の家だと思ってくつろいでね。」

「はい…ありがとうございます。」


「あっ、瑠璃の部屋にお布団用意したからね」


「えっ?なんで?」

「なんでってまだ嫁入り前の女の子なんだから当たり前じゃない。」

不服そうな顏(笑)

可愛いなぁ優。


2階に行き瑠璃ちゃんの部屋に荷物をおかしてもらった。


そろそろお昼。
「私、手伝ってくるね。」

「え?いいって、美紀。」



下に下りて台所に向かう。
「お義母さん、私手伝います。」

「あら、そう?お願いしようかな。」

「はい。」


「フフッ…なんか嬉しいわ。将来の娘とこうやっていられるの…」

「そ…そんな…」なんだか照れちゃう。将来の娘…キャー…すごく嬉しい。


「美紀ちゃん、優のことよろしくね?」

「はい…」


お昼を食べて、お義母さんに優の小さい頃の話を聞いた。
アルバムの中の優は幼くて可愛い。

優と結婚して、子供が生まれたらこんな感じなのかな?なんて…(笑)


夕飯のお手伝いもした。

夕飯を食べて、
「美紀ちゃんお風呂入っちゃって」

「そんな…私後でいいです。」

「もぉ…美紀ちゃんはお客さんなんだから…」

「じゃあお言葉に甘えます。」


お風呂に入ってから瑠璃ちゃんの部屋に入った。

「あっ美紀姉~おかえりぃ」

「アハッ…ただいまぁ」

「お布団敷いといたぁ」

「ありがとぉ…ゴメンね?」

「どぉいたしましてぇ」


コンコンとドアを叩く音

「入るぞぉ」

「何?お兄ちゃん…」

「美紀返してもらいにきた」

「えぇ…お母さんダメって言ったじゃん。」

「お前が言わなきゃいい…」

「んもう。美紀姉と一緒に寝れると思ったのに」

「あ~はいはい。美紀、こっちこい。」

「あ、うん…」



私は優の部屋に入った。