-クリスマス-

美紀side

今日はクリスマス…
ちょうど付き合い始めて1年。
優と過ごす2度目のクリスマス。

私の誕生日から3ヶ月たったけど…あれから本当に数回しか逢っていなかった。

優もバイトや部活とかで忙しく、私は私で卒研や補講等で逢えなかった。

逢えても数時間程度で…
でもしょうがないよね…


私は今日のために買っておいたニットのワンピースを着た。
胸元には優がくれたハートのネックレス。

「これで、よし!」

♪~♪~

あっ…優からメール


“もう着いたよぉ”

えっ?嘘っ…

慌てて階段を降りた。

「いってきまぁす」


玄関を出ると久しぶりの愛しい優の笑顔。
「優!」

「美紀…あんま走んな!滑るぞ」

「そんなドジじゃないよ…」

言ったそばから、案の定滑った私。
それを支えてくれた優。
恥ずかしいったらない…。

「くっくっくっ…」

「もぉ…笑わないでよぉ」

「いや…わりぃ…ククッ」

もう…優ったら笑いすぎ…。

「じゃ…いこっか、美紀。」

車に乗り映画館へと向かう。
そういえば…初デートも映画館だったなぁ…

ふと思い出す。なんか初々しいなぁ(笑)


映画館について

今公開中のラブロマンス系の映画のチケットを買う。
劇場に入って、指定席につく。

映画が始まってからどのくらい経ったのだろう…。

肩に重みを感じた。横を見てみると、優が私の肩に寄り掛かり寝ちゃってる。
そっとしておこう。

バイト忙しいみたいだもんね…。疲れてるんだ…きっと。。。

映画が終わって
私は優を起こす。


「優。映画、終わったよ。優ってば。」


「ん~?う~ん…」
まだ寝ぼけてるみたい。なんか可愛い

「おはよ…優。」
「げっ…俺、寝てた?」


「ぐっすりとね」
「ごめん、美紀。起こしてくれりゃよかったのに…」

「疲れてるんでしょ?仕方ないよ。」
「マジでごめんな?」

「いいよ。ご飯食べよ。」
「ん。」

映画館を後にした私達はご飯を食べに行く。