30社以上応募し続けてようやく面接までこぎつけた仕事
それを辞退してしまいました
労働条件は決して悪くなかったのですが
私が一番苦手とする「時間・締切に追われる」という要素が
思っていた以上に濃い仕事だったためです
私は急かされる状況に置かれるとパニックに陥り
文字通り頭が真っ白になってしまいます
そういう部分は多少なりとも誰にでもあるものだと思いますが
私は一度に処理できるキャパが
周りの人と比べてだいぶ狭いと感じています
そういう「弱点」はある程度克服するべきものだと思い続けてきたので
あえて苦手な分野に飛び込み
自分を鍛えるべく
辛くても耐えて頑張る
そういうやり方を繰り返してきました
でも
今回はそれをやめてみようと思いました
現場責任者の方の丁寧な業務説明を聞いて
毎日心臓を縮こまらせて働く自分のイメージが浮かび
自分の中に灰色の雲がうっすらと広がっていく感じがしました
決して強烈なイメージではなく
あいまいでモヤモヤした感じで
面接の後の意思確認の時点でも気持ちを決めることができず
少し時間をいただきました
その「少し待ってもらう」というのも
私にとっては初めての勇気でした
辞退する旨の連絡をした後
案の定「これで良かったのだろうか」という思いに襲われました
今の状況で
「苦手だから」という理由で
決して条件の悪くない決まりかけた仕事を断るなんて
普通はあり得ないのかもしれません
でも
「これで良かったのだろうか」という思いと同時に
ホッとした感じが湧き上がってきました
私が今までずっとやりたかったこと
勇気がなくてできなかったこと
それが
「ホッとする方・ワクワクする方を選ぶ」ということでした
日常生活の中での小さなことについては
常に心がけていたつもりです
でもそれは
「今食べたいものを食べる」とか
「行きたいところに行く」など
生活の基盤や人生の方向を直接左右するような項目ではありませんでした
今回の選択は
現時点では「人生を変える」とまでは言えませんが
私にとってはかなり大きな決断でした
この決断ができたきっかけは
「私は自分にとって居心地のよい楽な場所を選んでいいんだ」と
突然腑におちたことでした
腑におちる直前
「私は自分にとって居心地のよい楽な場所を選んではいけないんだ」と
思い込んでいたことに気づいたのです
「時間や締切に追われる場所」にあえて身を置き
周りの人と同じように処理できる能力を身につける努力をすること
それは私の人生で「当たり前に課せられた課題」になっていました
これまで「ホッとする方・ワクワクする方」を選ぶ練習をしてきたこと
コロナ禍&年齢ハンデを背景とした惨敗続きの就活
そのふたつが重なって
「当たり前に課せられた課題」を見直すきっかけになったようです
少し現実的な視点に戻りますが
50代に入ってから3年期限の派遣の仕事を繋いでいくのはかなり難しいなと思いました
原則として期限のない雇用形態となると
正社員・パート・アルバイトのいずれかなのでしょうか
正社員はもちろん理想的ですが
これまで探した感じとしては能力的にハードルが高い求人がほとんど
となるとパート・アルバイトになります
その場合定年が65歳や70歳というものもちらほら
仕事の内容も私でもなんとかなりそうだと思えるものが見つかります
「パート・アルバイト」という響きに“ホッとする”自分がいます
本当は私は正社員になりたくないのではないか
「子供たちの学費=正社員あるいは高時給の仕事」という考えを握りしめていましたが
自身の生活だけなら低所得でも無理なく細く長く働いていければ何とかなる
こういう考え方は“逃げ”なのかもしれないという思いもよぎります
でも
「今食べたいものを食べる」「行きたいところに行く」
そんな小さな「心地よい選択」を繰り返してきたからこそ
「逃げて楽になる」という選択もありなのではと思い直すことができるようになっています
と思っていたら
そんな思いをそっと応援してくれるようないくつかのネット記事に出会いました
こういう“シンクロ”的な出来事が起こるのも
自分の選択が自然な流れに乗っていると分かる材料の一つのようです