「転ばぬ先の杖は要らない」
と、
子ども(大1・男子)に言われました
「ママがボクのことを心配してくれるのは分かる。でも、もういい加減やめてくれ。ボクはボクだから、ママのイメージ通りにはいかない」
「いつまでもアドバイスや助言をもらっていてはダメなんだと思う。失敗も含めて自分で経験していかないと、何もボクのものにならない」
「転ばなきゃ分からないことがある。ボクだってボクなりにちゃんと考えているから、もう心配するのをやめて、ママは自分の好きなことをすればいい」
「ボクは大丈夫」
・・・・・以上。
撃沈
でも、体育会系部活も、サークルも、バイトもして、合宿だの新歓だの外泊だのと殆ど家に居ないから、私は子どもが何をしているのかよく知らない状況なんです。
なのに私が一体何を制限したと
・・・・・
・・・・・
いえ、分かってるんです。
私が精神的に子離れ出来ていないことが、子どもにはきっと負担なのです。
自分勝手な私が、はじめて自分より大事な子どもに向き合い、子育てを通して成長したかと思ったら、今度は子離れが出来ずにいる。。。
子離れは子育ての最後の試練。
とはいえ、やっぱりどうかと思うんです。
今の子どもは、
「目標がない」=「努力してない」
その姿をみていると、つい、それで良いのか?と問いたくなってしまいます。
四年間遊び呆けた自分と重なって、後悔先に立たずと焦ってしまうのです。
しかし、子どもの云う通り、それはそれこそ自分で気づくこと。
大人になってやっと気づいた私が、言葉でそれを伝えようとしたところで、決して子どもには伝わらない。
教訓を語ったり、リスク回避をしたり、まして将来を導こうなんて思ってない。
「あなたが元気ならそれで良い」というメッセージを常に子どもに送ってきたつもり。
今こそ、その原点に立ち返らなくては
何かを見つけなくてはならないのは、むしろ私の方かも知れない。
自分の立ち位置と夢を、もう一度確認しなくては
「転ばぬ先の杖は無い」
ナギと一緒に