今、無性に。

無性に話したい人がいる。

そして

生きることの憂鬱さについて

夜通し話してみたいのだ。


生まれてから今まで

良いことなんてひとつもない。

ひどい目にあった私は

いつも何かに怯えて生きてきた。


それなのに死なないのは

私の中の何かが

生きることの達成感を感じてるからなのだ。


なんなのだろう、なにもかも失った今に

何か意味があるのだろうか。

無の生活に

ただ、生きているというこの一言に

何か意味が隠されているのだろうか。


知ってるなら、教えてほしい。


生きるという一言に含まれる

達成感という感覚を。