聖なるひじりなるひとめぐりのはじめより日々の黙想は 今、ひとつの画面の中に収められた平坦でない その表に色は 強く鮮やかに入り込む紫も赤も緑も、この瞬間に純白となりそこに 金色の光が注がれたそれは地の果てにまで 広がり終わりのない 永遠へと連れてゆく舟その瞬間に薫はオーロラとなった貴い 日常