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「BIGBANG」
第一話

ー編集室ー

編集長「こんな、小説今時期売れるわけ無いでしょ!!」

編集長は持っていた紙束を机に置いた。

編集長「構成も内容もバラバラ。こんなの、素人でもかけます!!プロならプロらしくもっといい話を書いてください!!やり直し!」

イライラして他の人の作品を読み始めた。

「す、すみません。」
そう言うと私は編集室を後にした。

私はコ・ヒョナ。21歳。売れない作家です。
元々、私は小説家になりたいわけじゃなかったんです。
少女時代はKARAのようにアイドルになりたかったんです…。
一度はギュリ姉さん(今のKARAのリーダー)と組んでデビューしかけたのに、ギュリ姉さんが突然DSPメディアへの移籍が決まってそれもお流れに。
ソロ活動ということになったけど、それもなくなってしまって…。
そんな時、芸能界に興味があるなら芸能界関係の書籍を書いたら?と拾ってくれたのが前編集長さん。だけど、前編集長さんが辞めて今の編集長さんが来てから、芸能界関係の書籍をかけなくなってしまったんです。
それで、今に至るわけです。


席に腰掛けてパソコンをいじっていると
「BIGBANG、女性メンバー求める」
というサイトが。

こういうオーディションみたいな企画があるとすぐに見てしまうのが私の癖。

「今まで、BIGBANGのPVに登場する女性を雇うのに苦労をしてきたので、新たに女性メンバーを迎えて、その人をPVに出すという目的で、YGのヤン社長がこの企画を提案したそうです。」

「オーディション日時は3月5日  午後1時~  」
私の目が光った。
落ちると思うけど、一度受けてみよう!

そう思った。


3月5日
午後12時半
YGエンターテインメント前

ついに来てしまった。

事務所の扉をくぐり、なかに案内された私はひとつの個室に入った。
そこには、何百人という女性がまだかまだかとオーディションを待っていた。

ヒョナ「こんなに受ける人がいるんだ。大丈夫かな??」

不安が襲ってきた。

スタッフ「オーディション番号1~20までの人は来てください。」
私は32番なのでもうすぐだろう。

十分後
「オーディション番号21~41までの人は来てください。」
私は立ち上がると、スタッフの人の指示で会場に入った。

ひ、広い!!
大きな会場だった。

ヤン社長「みなさん、我がYGエンターテインメントへようこそ。
この度は、BIGBANGの為にお集まりくださいまして、誠にありがとうございます。それでは早速ですが、オーディションを始めたいと思います。」

スタッフ「21番の方!どうぞ」
21番の女性が立つと、ホールの真ん中に立たされた。

21番の女性は、スタッフに持ってきたCDを渡すと、マイクを持って準備した。

曲が流れる。
「myheaven」だ。

女性は歌い始めた。
綺麗な声だ。サビに入ると思ったら、ヤン社長が止めた。

ヤン社長「はい、そこまででいいです。」

この調子でどんどん進んでいったが、誰も最後まで行かなかった。

「32番の方!どうぞ」
来た!

私は立ち上がって真ん中に行った。CDを渡すためにかがみ込むと、会場で歓声が上がる。
何事かと立ち上がってみると、そこにはBIGBANGがいた。

ヒョナ「うわっ!」

すると、音楽が流れ出した。
BIGBANGの「声を聞かせて」だ。
BIGBANGのメンバーは椅子に腰掛けてこちらを見ている。

ヒョナ「さっきまでの雨はもう上がって、アスファルト漂う街の匂い、ねぇ、そっちももう晴れてるよね西から回復するって、朝は苦手な君だからねぇ、毎日ちゃんとおきられてるかい?そんなこと、未だに心配してるよ…。」

サビに到達した。
ヤン社長はスタッフと何か話してる。

「下手すぎて飽きれてる」と言われてるに違いない。

歌が終わった。



歌い終わると、各自帰宅していいと聞いたので、足早に事務所を後にした。

ヒョナ「連絡こないだろうな。」

それから数日後、一通のメールが届いた。



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