題名の通り、
少し環境が変わりました。
ようは遂に実家を飛び出しました。
脱子ども部屋おばさんでございます。
26年間、毎日3食当たり前のように出てきたご飯や、家に帰れば当たり前のように洗濯されて畳まれていたお洋服、お風呂入りたいなと思ったら母から「お風呂湧いてるよ~。」とタイミングバッチリに沸かしてくれる日々に別れを告げるのは、
私にとってはなかなかの覚悟でございました。
え、だってこれから仕事から帰ったらご飯を用意しなければならない??
お洋服は自分で洗濯しなければ無くなってしまう???
お風呂は勝手に沸いてくれない?
いやぁ恐ろしい…。
こんな当たり前のことに恐怖を抱いてる私が…。
さぁそんな怠惰を擬人化したホムンクルスを彷彿とさせる程、自堕落な日々をそれなりの年数過ごしてきたわてくしに、
3食ご飯を作って洗濯物を洗って干して畳んでお風呂を自ら沸かして最後は洗うなんてまるで人間のような暮らしが出来るものかと、
不安は多かったのですが。
案外、自分でやるしかない環境に放り出されるとやらざるを得ないというか。
一時期はパートナーという名の生贄を差し出し、賢者の石でも作って私に忠実な下僕を生み出し自堕落な生活に戻ろうかとも考えましたが、
なんだかんだ、ご飯は3食用意して洗濯物もなんとか捌いてお風呂もしっかり入り、
なんとか人間の形を保っております。
まぁご飯については、色々思うところありまして。
さすがに毎日3食コンビニ飯、スーパーのお惣菜飯は栄養的にも経済的にも良くはないと理解していたため、
なんとなくですが、1週間分の献立(夕飯のみ)は考え大方その通りに進めていたのです。
えらい、えらすぎる。
ですが、料理知識皆無の私が仕事終わりに出来る料理と言えば精々炒め物。
充分であるとは思うのですが、やはり少し欲というか、仕事が休みの日は煮物(好物)やロールキャベツ(好物)を作ってみようかと意気込んだりもしていました。
でも私、家を出て1ヶ月も経たないうちに気づいてしまいました。
私、料理するの好きじゃない。
食べるのは大好きなのですが、その食べたい物を自分で時間をかけてまで準備して作る気力はどうにも湧きませんでした。
そう、私は実家を出て面倒を見てくれる両親がそばにいなくてもずっと怠惰な化け物。
見た目だけは人間を装い社会に紛れていますが、根本的なものはやはり変わらないようです。
さぁどうしようかと。
まだ自立して間もないのにもう自炊に向き合う気力が出てきません。
でも美味しい物は食べたい。でもお惣菜や外食ばかりしていてはお金がとても足りない。でもこれ以上自分の料理スキルを上げてまで自炊をしようとは思わない。てかそんな料理に時間かけたくない。
うだうだうだうだうだ…。
…ん?
ここで紗季てぃ。
あることに気づく。
手間かかる料理は買った方が絶対美味しく時短。
逆に家ではすぐ出来る料理中心にしたらいいのでは…?
紗季てぃ。
急激に開き直り始めました。
そう、全部作る必要も買う必要もないのです。
お惣菜や外食して食べれるものはそうして食べたらいい。
逆にお店では食べれないような時短料理や私でも簡単に出来る料理は家で食べればいい。
食べたい料理によって分ければ良かったのです。
いやーんあたち天才。
そう考えると途端に心の負担が軽くなりました。
煮物や揚げ物など手間暇かかる料理を食べたい時はしっかりスーパーやお店に頼り、
逆にSNSで流行っているような時短で出来る料理などは家で試して作るのです。
そして見事に週3.4回は簡単料理を自炊し、それ以外は外食やお惣菜を買うという私的には負担も金もかかり過ぎない丁度いいところを見つけることが出来ました。
ということで、最近作った時短激うまレシピをご紹介。
酒ヤクザ料理研究家のリュウジさん、本当にお世話になっております。
ほんと美味しくてびっくらこいた。
キュウリの蛇腹切りって案外出来るのですね。
②生ハムのユッケ丼&ほうれん草と卵とベーコンをマヨネーズで炒めたやつ&ユッケで使った卵の白身を入れただけの鶏ガラスープ