突然ですがわたくし


ウルトラマンがめっっっっっっ



っっっっっっちゃ好きです。



まぁめっちゃ好きと言いつつ、

好きになりだしたのは去年の春頃。

そう、シン・ウルトラマンがきっかけです。


もう衝撃も衝撃。

見た目も力も大きい、そして何より美しい。

そんな宇宙人がちっぽけな地球人を愛してくれ、

ボロボロになりながら戦い続ける。

地球人もその愛に答えようと知恵と勇気を振り絞り戦い続ける。


…めちゃくちゃええやんけ。

となりました。


そもそも人外×人間の物語すっき。
SF系すっき。
バトル系すっき。

好きになる要素しかなかったのです。

そりゃハマるよね。わかる。


そしてそこから、

シン・ウルトラマン2回見ただけでは満足出来なかった私は、

歴代ウルトラマンに手を出し始めたのですが、

その歴代ウルトラマンにとんでもないのがいた。



それが、ウルトラマンメビウス。

無限の光の中から出で立つ赤き美しいウルトラマン。

このウルトラマンがなんかもうすごかった。



このウルトラマンメビウス。

放送されていた時期は2006年。

平成真っ只中。私まだ9ちゃい。

見始めたきっかけは、メビウスではなく

一緒に出ている青いウルトラマン。

「見た目が好き!見よう」

ここがもうターニングポイントだった気がします。


まず言いたいのは、


物語がずっと面白い。


もうほんとこれ。とりあえずこれ。

ウルトラマンメビウス全話50話あるんですけど、

ぜんっっっっっっっっっぜん

飽きませんでした。


50話もあればなんかだれてきたり、

途中で止まったりもすると思うんですけど、

メビウスに至ってはほんとに無かったです。


もうずっと面白い。

激アツ回も、ほんわか回も、号泣回も、

もう全部面白い。



その中でも特に好きな回があります。

第23話『時の海鳴り』

題名が素敵よね。字が綺麗。


街で人々が集団でいなくなる事件が発生。

GUYSクルー隊員マリナとその協力者トーリが

この事件を調査していくうちに、

マリナは過去のある悲しい出来事と向き合うことになります。


あかんもう涙出てきた。
めちゃネタバレしますね。


マリナは今回の事件の犯人である怪獣によって

その悲しい出来ごと、

大好きな祖父が無くなって、それでも泣くのを耐えていた過去に飛ばされます。

夜1人で外に出る幼きマリナ。

茫然自失とした表情で立ち尽くし、

周りには祖父とよく遊んだ紙飛行機が大量に散らばっています。


「置いていかないで。」


泣くことなくただ蹲って呟くマリナ。

そこに一緒に過去に飛ばされたトーリが声をかけます。


「君の大切な人は君を置いていったんじゃない。いつだって君のそばにいる。」

「でもそれが分かるにはとても時間がかかるんだ。」

「だから悲しんでもいい。」

「悲しむのは弱いことじゃない。今は泣いていいんだ。」


(うろ覚えですが)



もうこれポチポチ打ちながら号泣しています。

電車の中です。



あぁ、悲しんでもいいんだ。

理解するまで時間がかかってもいいんだ。

泣いてもいいんだ。


悲しみを受け入れるって本当に難しい。

特に大切な人を無くした悲しみは受け入れきれない。

受け入れられなくて悲しくなる。悲しんでばかりなのが嫌になってまた悲しくなる。

もしかしたら一生こうなのかもしれない。

大切な人との楽しい思い出を話すことなく、
悲しみに暮れる日々が自分が死ぬまで続くのかもしれない。


でも、それでもいいのだと。

理解するまで時間がかかってしまうのだと。

それまでたくさん悲しんで泣いてもいいのだと。


なんと心にスっ入ってくれる言葉なのだろう。


これウルトラマンの話ですよね?

あまりにも深すぎる…ほんとびっくりした。


もちろん他の話も素晴らしいです。


あと平成ウルトラマンは、

登場人物の服装が絶妙にダサくてじわる。


とりあえず、疲れたので。


おしまい。